2021-09-22
テストしてみましょう
スモールビジネスの最大の強みは「スピード感」だと思います。
組織が小さく、経営者の意思をダイレクトに反映できるので、小回りが利きやすい。
それを活かしてスピード感のある経営をするのが最善だと思います。
日々の経営の中で浮かんでくるアイディアを素早く形にし、世に出してみる。
市場や顧客の反応を見て、ブラッシュアップを重ね、良いものに仕上げていく。
それがスモールビジネス経営の醍醐味です。
そんなスモールビジネス経営で、最も重要なポイントは「振り返り」です。
かの有名な孔子はこんなことを言っています。
「過(あやま)ちて改めざる、これを過(あやま)ちという」
思いついたアイディアが一発でモノになることなんて、ほとんどありません。
ビジネスは1勝9敗と言われるくらい、大抵の場合は、何かしら上手くいかないものです。
どこかに改善しなければいけない点があるものです。
うまくいかなかったら、原因を追究し、課題を見つけ出して改善に取り組む。
そしてまたやってみる。
その繰り返しがビジネスを成長させてくれます。
しかし、現実には1回で上手くいかなかった諦めてしまう方が多いのです。
それでは孔子の言う過ちを改めないのと同じです。
一度取り組んだだけでうまく行くアイディアなんてほとんどありません。
だから最初から成果を求めるのではなく、「テストしてみる」くらいのつもりで始めましょう。
うまく行くまで何度でもテストをすれば良いのです。
テストして、結果を見る。
結果を見て、課題を見つける。
解決策を考えて、またテストする。
それを繰り返すことで、ビジネスは必ず成長していきます。
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