ダメダメチラシを変える方法
前回のお話で
ダメダメチラシばかり
作っていた黒歴史をご紹介しました。
そんな私が、成果を出せたのは
初めてチラシを作ってから
半年以上たってからでした。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
今回は家業の薬屋立て直し物語。
「儲け下手社長の繁盛記」第23回。
マーケティングは
人の感情を動かして
来店とか購入などの、
行動の変化を促すためのもの。
昔の私は、何のために
チラシを作るのか、
全然理解していませんでした。
そこから半年。
最初のチラシと
反応が出たチラシ。
一体どこが違っていたのか・・・。
■何のためのチラシかを決めた
チラシを作り始めた当初に
作っていたニュースレター風チラシ。
これの最大の間違いは
チラシの目的が不明確だったこと。
作っている私自身が
チラシで何をしたいのか
ハッキリさせていませんでした。
だから書く内容もバラバラ。
やってほしい行動も書いてない。
そもそもチラシの内容がつまらない。
だから、まずはココから
改善することにしました。
兄の家業は漢方相談薬店。
心身の不調を相談してもらって
最適な漢方薬を提供する店です。
お客さんの購入プロセスの
一番初めは「相談」なんです。
そこでチラシの目的を
「相談してくれる方を集める」
ことに決めました。
目的を定めたことで
その次のステップに
進めるようになりました。
■どんなお客さんと出会いたいかを決めた
相談したい人といっても、
体の不調は様々です。
もう少し絞り込まないと
何を書けばいいか分からない。
もう一つ問題がありました。
漢方薬店って入りづらいんです。
特に個店の薬屋は“アヤシイ”。
出来るだけ入店のハードルを
下げなくちゃいけません。
「来店」して「相談」してもらう。
その2つの関門を超えてもらうために
測定会のチラシを作ることにしました。
兄の店には、血管年齢と
血流の測定機があったんです。
漢方相談よりも、
測定会で体の調子を測りませんか?
の方が、ハードルが低いんです。
また、ターゲットもハッキリしました。
血管年齢を気にする人は
血圧で悩んでいる人です。
そして測定をしたがる人は
日頃から健康管理に
気を使っている方です。
そこでチラシのターゲットを
高血圧が気になっていて、
健康管理に注意しているけど、
今の方法で良いのか
イマイチ自信がない人、に決めました。
ターゲットが決まることで
チラシに何を書くべきか
考えやすくなりました。
■読むとどんな良いことがあるかを書いた
チラシって、つまらないと
読んでもらえないんですよね。
何の得にもならない、
無駄な時間を過ごすのって
誰にとっても苦痛です。
私も大嫌い。
だから、チラシを見た時に
すぐ「自分に得になることが
書かれている!」と
分かることが大事なんですよね。
じゃないと、絶対に
チラシを読んでくれないから。
だからチラシの冒頭に
「このチラシを読めば
こんな得する情報がある!」と
分かるキャッチコピーを
書くことにしました。
ただ、これが難しかった。
何を書けば反応してくれるか
全然分からなかったんです。
最初のうちは正直、
当てずっぽうで書いてました。
例えば、測定機の特長。
たった2分で全身18項目が
測定できるんです。
この特徴を打ち出せば
ウケるかと思って書いてみたけど
イマイチ反応が良くない。
そこで、血管年齢測定を
してくれたお客さんに
聞いてみることにしたんです。
何に興味を持って
測定してくれたんですか?
測定してどんな良いことが
ありましたか?って。
すると、お客さんが教えてくれました。
「血管年齢って言葉が気になった」
「世界初の測定方法が気になった」
「データで体のことを見抜かれて
ビックリした!」
「体の状態が分かって
悩みや不安が薄れてきた」
「一瞬でいろんなことが
分かって驚いた!」
これが、お客さんが反応してくれた
ポイントだったんですよ。
私の想定は大ハズレでした(笑)
これらのお客さんの声をもとに
キャッチコピーや見出しを
書き換えていきました。
するとね、最初の頃に比べて
反応率が2.5倍になりました。
気を良くした私は
さらにチラシの改善を続けたら
最終的には7倍の反応が
取れるようになりました。
長くなったので
その他の改善点は次回に。
■繁盛店になるためのまとめ
1.チラシの目的を決める
2.ターゲットを決める
3.お客さんが得する情報を書く、
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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