その商品構成じゃ稼げない!
「う~ん、それじゃビジネスを続けられませんよ・・・」
創業セミナーや経営相談を受けていると、時々こんなセリフを言わなきゃいけない場面に出くわします。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
続けられないビジネスはすぐ分かります。
ある明確な特徴があるからです。
その特徴とは、商品ラインナップの欠陥。
単価の安い入口商品しか取り扱いがなく、継続商品や利益を上げる商品が用意されていないんです。
商品単価数百円程度のもので、しかも頻繁に消費されるものでもない。
そんな商品ばかり揃えていたりするんです。
仮に客単価1000円で、1日10人お客さんが来たとします。
売上は1日1万円。
1年休まず働いても、売上は365万円。
粗利率が半分だとしたら、182.5万円。
そこから家賃や広告費を払ったら、ほとんど利益は残りません。
そんな状態でビジネスは続けられませんよね。
でも、それでやり続けようとしちゃうんですよね。
それで疲弊していっちゃう。
広告費も出せないから、打開策も見いだせなくなります。
低単価の商品を扱うのが悪い、ということじゃないんです。
初めてのお客さんを捕まえるのに、低単価の商品が役立つ場面はたくさんあります。
こういう商品を「フロントエンド商品」って言います。
でもそれだけじゃ生きていくための利益=生存利益すら確保できないんです。
ビジネスを続けるためには、生存利益を稼ぎ出すための商品を用意すべきです。
この利益を出す商品を「バックエンド商品」って言います。
それからもう一つのパターン。
それが「1回購入したらそれで終わり」「悩みが解決したらそれで終わり」という商品ばかり揃えているパターンです。
例えば頭痛薬とか便秘薬とかだけ置いてないと、お悩みが解消してしまえば用済みになってしまいます。
ビジネスを長く続けるには、一人のお客さんに長く利用してもらうことが大切です。
そうでなければいつまでも新規客を追い続けることになります。
どちらも、ビジネスの話をちょっと聞いただけで、続けられないことがすぐ分かります。
もしあなたが、「頑張ってるのに売上が上がらない」「利益が手元に残らない」とお感じなら、一度商品ラインナップをチェックしてみてください。
意外な落とし穴に気づくかもしれませんよ。
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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