アフターコロナのニュービジネス大全という本が人気を集めているようです。
私も軽く内容を確認してみましたが、興味深い新しいビジネスが紹介されていました。
例えばこんなビジネスが掲載されています・・・

飲食店に対する規制が続いており、多くの飲食店がアフターコロナに向けて様々な取り組みを行っていますね。
私も昨年来、持続化補助金や事業再構築補助金を通じて、新たな挑戦のご支援をしています。

料理を真空包装にしてお届けするか、キッチンカーなどの移動販売をする、テイクアウトにチャレンジする等がほとんどでした。
しかし、この書籍で紹介されている事例は、料理そのものを届けるものではありません。

オランダのミシュラン星付きレストランが実施しているのは、食材の宅配。
高級なコース料理を完全再現できる食材と料理の手順を解説したカードを同封して送るビジネスです。
食材だけを送るのには理由があります。

自宅で家族と過ごす時間が増えているので、家族で一緒に料理をする時間を楽しんでもらうことが狙いの要です。
高級レストランでの食事体験の代わりに、家族で料理する体験を提供しているわけですね。

アフターコロナに合う体験を提供する試みは他にもあります。
例えば友人とショッピングをする体験も、今は難しくなりました。
そこでアメリカの企業は、友人とチャットで会話しながらECを楽しめるサービスを始めました。

このように、モノを提供するだけでなく、コロナ禍に合わせた「体験」を提供するという視点は、非常に興味深く感じます。
あなたのビジネスでも、アフターコロナ時代に合う「体験」を提供できませんか？

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