お礼ハガキ リピートアップの3つのルール
お恥ずかしい話、
私、全くモテません。
兄は結構モテるんですけどね~。
そんなまるでモテない私が、
妻と結婚するために使った手段。
それは「マメな連絡」と
「感謝を伝える」こと。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
私は面倒くさがりです。
筆不精で出不精です。
でも、妻と交際している時、
マメな連絡と感謝を伝えることを
徹底しようと決めていました。
なぜそう思ったのか。
それは兄の店でやっている
お礼ハガキの効果の高さを
実感していたから。
さて、家業の薬屋立て直し物語。
「儲け下手社長の繁盛記」
今日は第12回です。
お礼ハガキに
取り組んだ体験談です。
■お礼ハガキは翌日までに投函する
お礼ハガキの
ルールは3つだけ。
実にシンプルです。
1つ目が、
翌日までに投函する
ってことです。
お客さんの記憶は
3日も経つと薄れます。
記憶が薄れてから
お礼ハガキを出しても
効果が薄いんです。
例えば、あなたが誰かに
プレゼントをあげたとします。
すぐにお礼を言われたら
あなたも嬉しくなりますよね。
でも、忘れたころに
お礼を言われたら?
「今更かよ」ってなりません?
お礼ハガキはすぐ出さないと
効果が激減するんです。
ただ、すぐにハガキを出す
ってのが大変なんですよね。
書き慣れないうちは
1枚書くのに
30分かかってました。
何を書いていいか
分からないから。
毎晩毎晩、20時に店を閉めてから
22時位までお礼状を書いてました。
書き慣れた今だと
1枚5分くらいで
書けるんですけどね。
■お礼ハガキには会話の続きを書く
お礼ハガキを書こうとして
一番困るのが「何を書くか」
マーケティングの原点を
考えてみましょう。
マーケティングですべきことは
お客さんの心を動かして
行動を変えることです。
お礼ハガキも、お客さんの
心が動く内容じゃないと
意味がないんですよね。
一般的なお礼ハガキには
こんなコトが書いてあります。
「時候の挨拶」
「来店のお礼」
「再来店のお願い」
これは全部、
誰にでも当てはまる文章。
心が動いたりしません。
その理由は、
自分のために書かれた
特別な文章じゃないから。
心を動かすのは
ハガキを受け取る
お客さんのためだけに
書かれた言葉です。
どんな文章を書けば
お客さんの心を動かせるか。
兄と二人で悩みました。
色々やってみたんですが、
結果、一番喜ばれたのは
「会話の続き」を書くこと。
お店での楽しい会話や
ホッと安心できる会話。
店頭でのおしゃべりの続きを
そのまま書くようにしたんです。
会話の続きは、
受け取ったお客さんしか
話の流れは理解できません。
つまり、そのお客さんのためだけの
文章を書くことが出来るんです。
お客さんは喜んでくれます。
そしてお客さんはこう思います。
この人は私の話をよく聞いてくれる。
私のことをよく理解してくれるって。
だからまた来店したくなるんです。
お礼ハガキの2つ目のルール
それは「会話の続きを書く」こと。
■お礼ハガキは半年続ける
お礼ハガキの良いところは
売り込みではないというところ。
お客さんに嫌がられたり
嫌われることはありません。
ただし、その分
成果が出るまで
時間がかかります。
はじめて私がお礼ハガキの反応を
ハッキリ自覚できたのは
半年経ったころでした。
毎晩毎晩、手間暇かけて
文章を考えて書いて。
正直、面倒くさかったです(笑)
だから良いんでしょうね。
他の店は面倒くさくて
ライバルや大手がやらないから
差がつくんですよね。
半年かけて、じっくり反応が出る。
1年経ったとき、もっと反応が出る。
実際、売上は28%増えていました。
内訳は、客数が122%、
客単価5%アップ。
売り上げの絶対公式は
売上=客数×客単価
この式に当てはめてみると、
客単価1.05×客数1.22
=売上1.281
つまり28%アップ。
売り上げが28%も伸びたのは
リピート率が上がって
客数が増えたからなんです。
この数字を見ると
リピート率を上げることの
インパクトの大きさが分かります。
お礼ハガキ 3つ目のルールは
「最低半年は続ける」ことです。
面倒くさくて、
手間がかかって、
でも、ファンが増えて
売り込まなくても客数が増える。
お礼ハガキは小さなお店の
有力な集客ツールです。
もし、町の人口が減っていたり
ライバルが増えているなら、
お客さんを守るために
お礼ハガキに取り組んでみて下さい。
私はこの効果を実感していたから、
マメな連絡と感謝を伝えることを
徹底してやっていたってわけです(笑)
次回は、リピート率アップの
もう一つの主役。
ニュースレターのお話。
■繁盛店になるためのまとめ
1.お礼ハガキは翌日までに投函する
2.お礼ハガキには会話の続きを書く
3.お礼ハガキは最低半年続ける
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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