2021-04-16
あんなところにお店があったっけ?
私の実家は44年続く薬局を経営しています。
私も取締役として経営に参画しており、経営の安定と持続的な成長を目指して、日々サポートを行っています。
薬局の売上アップのために、近隣の住宅地にポスティングに行ったとき、冒頭のセリフを言われました。
地元で数十年店を続けているのに、「あんなところにお店があったっけ?」と言われるとは思いもしませんでした。
私の店の隣にあるクリーニング屋さんのことは知っていて、利用したこともあったそうです。
しかも、毎日のように私の店の前を通っているのだとか。
なのに、認識されていなかったんです。
人は興味がなかったり、意識していない存在については、まるっきり視界に入らないように出来ています。
目に入ったとしても、まともに認識しないのです。
ですから、「あんなところに店があった?」となるわけですね。
地元で長く商売をしているからと言って、地元の方に認知されていると思うのは早計です。
積極的に情報発信し、近隣住民の方に興味を持ってもらう仕掛けをしなければ、認知されることはありません。
情報発信はコツコツ小まめに行わなければなりません。
しかも継続的に行わなければならないため、多くの方は面倒くさくなって発信を辞めてしまいます。
実は私もコツコツ継続するのが苦手なので、よく分かります。
しかし、情報発信など、地域住民に認知される努力をしなければ、ビジネスが成長することはありません。
もし情報発信にあまり力を入れていないのなら、思っている以上に、認知度が低い可能性があります。
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