2021-12-10
活きた学びとは
イタタタタ・・・
心にグサッとくる言葉を見つけてしまいました。
自分自身の学びのために、連日SNSに投稿しています。
たまにネタが尽きると、古代中国の故事成語から得た学びを書いています。
先日もネタが無く、荀子という古代中国の思想家の言葉を色々色々と読んでみました。
すると、こんな言葉が見つかりました。
「小人の学びは耳より入りて口より出ず」口耳の学として知られた言葉です。
「しょうもない人は聞きかじったことを他人に受け売りするだけで、本当に自分の学びにすることはできない。」という意味です。
投稿のネタを探していた時だけに、かなり痛い所を突かれました。
荀子はこうも言います。
優れた人は学問によって自分を向上させようとするが、しょうもない人は学問によって自分を売り物にする。
問われてもいないのに喋るのをおしゃべりと言い、1を問われて2答えるのをお節介という。
「知識に体験が加わって、初めて活きた“知恵”になる」と言ったのは、若い頃お世話になった経営コンサルさんです。
本当の学びというのは聞くだけでなく、実践し、経験を積まなければならないということです。
学んだことに満足して実践も経験も伴わないのは小人の学問だということ。
それだけならまだしも、学んだことを言い気になって吹聴して回るのは愚の骨頂と言えそうです。
私自身、慎まなければなりませんね。
今はネットが発達し様々な研修やセミナーがオンラインで手に入ります。
情報もネットを使えばいくらでも入手可能です。
しかし、実践を伴わない学びは生きた知恵とは言えません。
学びと実践を両立したいですね。
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