経営計画を作る時にチェックしたい4つのポイント。
◆競争優位性
◆新規性
◆実現可能性
◆採算性
採算性があるのは当然、と思いきやそうでもなく・・

起業や補助金のご相談をお受けしていると、時々「その取り組み、投資を回収できるのかな？」と思うことがあります。
数字について検討していないか、極めて雑な検討しかしていない計画があるのです。

例えば、新商品開発がメインテーマになっている計画の場合。
新商品を作るために何が必要かはしっかり検討されていますが、そもそもその新商品に対する需要があるかは検討していないことがあります。

言わずもがな、商品は売れて初めて売上・利益をもたらしてくれます。
新商品を必要とする人はどんな人か。
その人はどれくらい存在しているのか。
どのくらい買ってくれるのかなどを検討しなくてはなりません。

もちろん、買ってくれる人の数を正確に推測するのは難しいことです。
しかし全く計算しないで事業を始めてしまうのは危険すぎます。
場合によっては、全く見通しが立たないビジネスを始めてしまうかもしれないからです。

中には、粗利や経費など基本的な数値計画を作らない方もいます。
どのくらい売れば、どの程度の利益が上がるのかも分からない計画を立てても、誰も協力してくれないでしょう。
稼げるかどうか分からないのですから。

ビジネスを続けるためには、そのビジネスで採算が取れることが大前提です。
もちろん利害関係者の協力を得る際も同様です。
ちゃんと採算が取れる見込みがあるのか、皮算用くらいはきちんとやっておきましょう。

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