来店アップの4要素 どれから手を打つ?
「客数を増やしたい!」
「もっとたくさんのお客さんに来てほしい!」
我々店舗型ビジネスの永遠の願いですよね。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
前回のお話は、来店を増やすためには
●新規集客
●リピート率
●来店頻度
●流出客
の4つの要素がある、という内容でした。
「じゃ、その4つのどれから手を打てば良いの?」
今日はその疑問にお答えしますね。
4つの要素のどれから手を打つべきか。
それはお店によって異なります。
一般的には川下のほう、つまり流出客対策からやるべき、と言われることが多いですね。
理由はコスト。
新規集客はとてもお金がかかるし、成果が出るまでに時間も手間もかかります。
一方、流出客対策やリピート率アップはコストが安く済むことがほとんどです。
例えばチラシで新規集客をする場合。
1,000部で1人の新規顧客を獲得できたとします。
チラシを1,000部配布すると
大体7,000円~10,000円くらいします。
チラシ作りの時間や人件費を考えると、実際のコストはもっと高いですね。
一方、流出客を減らすためにハガキを送るとしますね。
10人にハガキを出せば800円。
そのうち3人帰ってきてくれれば一人当たりのコストは267円。
段違いですよね!
だから一般的には、流出客対策やリピート率アップから取り組むべき、と言われることが多いんです。
でも、あくまでも一般的には。
なぜかというと、お店によって効果的なポイントはマチマチだから。
例えば私の家業の相談薬店の場合。
リピート率は、少なく見積もっても80%を超えています。
そこからさらにリピート率を上げようとすると、ほんの2%~3%上げるのに大変な努力をしないといけなくなります。
一方で新規集客はまだまだ開拓余地がある状態。
ですから先に新規集客から取り組むべきなんです。
こんな風に、成果を出しやすいポイント=改善の余地がある弱点は、お店によりけりなんです。
あなたのお店の弱点はどこでしょう?
いつも来てくれていた常連客がどんどん来なくなっているなら、流出客対策を急ぎましょう。
1度来店しただけで再来店しないお客さんが多いなら、リピート率アップから取り組みましょう。
新規顧客、リピート率、来店頻度、流出客。
それぞれの視点で、お店の状況をチェックしてみてください。
そして弱点を見つけましょう。
複数の弱点が見つかった場合は、より成果が大きい順番で順位付けしましょう。
それが効果的な「来店を増やす順番」です。
次回からは新規集客をするときにチェックしておきたいポイントについてお話していきますね。
■繁盛店になるためのまとめ
1.来店アップの順番はお店によって違う
2.4つの要素の視点で弱点を探そう
3.成果が大きそうな順番で取り組んでみよう
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
コメントを残す