持続化補助金の計画書 5つのツボ
販路開拓に幅広く使える
注目の補助金、
「小規模事業者持続化補助金」
http://h29.jizokukahojokin.info/
その採択不採択を決めるのは
唯一、計画書です。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの
梅崎です。
今回は持続化補助金の
計画書作りのコツを5つ
ご紹介いたします。
その5つとは
1.加点をとる
2.ビフォーアフターでメリハリ
3.ストーリー仕立て
4.具体的な数字を示す
5.読みやすい、分かりやすい
です。
■加点をとる
持続化補助金の採点方法は
加点方式と言われるものです。
補助金の公募要領の79ページには
いくつかの加点ポイントが
明記されています。
例えばこんな感じ。
◆自社の強みがちゃんと把握しているか
◆今後の経営目標が明確になっているか
◆顧客の特徴やニーズを分かっているか
などなど。
これらのポイントを押さえた
計画書を作りましょう。
加点ポイントを押さえていると
得点が加算されていきます。
得点の合計が多い事業者から順に
採択される方式なので、
一つでも多くの得点を
稼ぐことが重要です。
■ビフォーアフターでメリハリ
国民の大切な税金から
供出されるのが補助金です。
国としても有効活用して
ビジネスを成長させてほしいと
願っています。
ですから、補助する前の状態と
補助金を貰って取り組みを
進めた後の状態が
ハッキリ変化している方が
補助しがいがあるというもの。
補助金を貰う前の課題と
取り組みを行った後の状態を
メリハリをつけて描き出しましょう!
■ストーリー仕立て
計画書を読む審査員は
我々中小企業診断士のような
経営の専門家です。
しかし、経営のことは分かっても
業界の事情や特徴、
あなたのビジネスの状況に
精通しているわけではありません。
あなたのビジネスの特徴や
課題をしっかり伝え、
これからの取り組みが有効だと
理解してもらわないと、
高い評価を貰えないんです。
実際、私も経験しています。
経営相談会などで
お話を聞いていると
まとまりが無く、話の脈絡も
分かりづらい場合があります。
そうすると、課題を理解するまでに
かなりの時間と労力を使います。
相談会の場合は、
積極的に質問をしたりして
何とか理解につとめようとします。
でも、補助金の場合は
そうはいきません。
質問することも出来ないですし、
山のような計画書を
次々読んでいかなきゃいけないんです。
分かりづらい計画書は
その時点でアウトです。
ストーリー仕立てで書くことで
あなたの業界のことや
ビジネスのことを
理解してもらいやすくなります。
■具体的な数字を示す
数字って、説得力があります。
具体的な数字を示せる経営者さんは
「おお、真摯に経営に
取り組んでるんだな」
って思います。
計画書に書く数字は
ザックリしてちゃダメなんです。
売上予測を書くにしろ、
使う費用の内訳を書くにしろ、
明確で具体的な数字を
書くようにしてください。
数字だけでなく、
その数字の根拠も示すと
さらに良いですね!
■読みやすい、分かりやすい
今回の持続化補助金の
採択予定件数は
2万件とされています。
おそらく、その数倍の
計画書が送られてきます。
実に数万件に計画書を見て
加点をし、順序を決めるんです。
審査員には時間がありません。
1件当たり10分~15分程度しか
審査する時間が無いんです。
そのわずかな時間で
計画を理解してもらうには
「書き方」も大切です。
スッキリ見やすく、
シンプルで分かりやすく、
読みやすい工夫がされていれば
あなたの計画書をしっかり
理解してもらうことが出来ます。
いかがでしょうか?
これらの5つのポイントを押さえれば
採択される確率はグッと高まります。
あなたのビジネスが成長する
キッカケが近づいてくるんです。
でも、そんな計画書を
書く自信がない・・・。
という方に、次回、
ちょっと耳寄りな情報をお伝えします。
■繁盛店になるためのまとめ
1.計画書は5つのポイントがある
2.ポイントを押さえれば確率が上がる
3.次回は耳寄り情報
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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