集客コンサルの黒歴史
一勝九敗。
ユニクロの柳井社長が
こんな本を書いています。
あのユニクロの柳井社長でも
10個のチャレンジのうち、
1個成功すれば良いって。
私みたいな凡人は
1勝99敗かもしれない・・・。
もうね、とにかく山のような
失敗を重ねてきました。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
今回は家業の薬屋立て直し物語。
「儲け下手社長の繁盛記」第22回。
持続化補助金に採択してもらえたので
新規集客の取り組みを
活発化させることが出来ました。
新規集客の取り組みとして、
メインの媒体に選んだのはチラシ。
私が最初に作ったチラシは
そりゃもう、ヒドイもんでした。
まさに私の黒歴史です(笑)
■チラシの目的が不明確で失敗
私が初めて作ったチラシ。
久しぶりに眺めてみました。
エクセルで作った、
いかにも手作りのチラシです。
掲載している中身は
ニュースレターをそのまま
転載しただけの内容です。
載せている内容はこんな感じ。
健康情報、お客さんの声、
ハーブティーの紹介、
イベント案内、店の紹介、
一言コメント、その他もろもろ。
10種類近い情報を
わずかB5サイズの中に
詰め込んでいました。
いや~、今見てみると
なんでこのチラシ作ったのか
自分でもよく分からない(笑)
そのチラシを見て、
お客さんがどんな反応をするかなんて
全く考えないで作ったんですよね。
私が言いたい情報、伝えたい情報を
一方的に伝えるだけのチラシでした。
■自分のチラシに突っ込みを入れてみる
初めてのチラシで
やらかしてた間違いを
あげてみようと思います。
1.キャッチコピーが無い!
チラシのどこを見回しても
キャッチコピーらしきものが
1文字たりとも書かれてません(笑)
キャッチコピーの役割は
読み手の注意をひくこと。
チラシに目を留めさせること。
それが無いんですから、
誰も目を留めるはずがない(笑)
2.ターゲットが分からない
このチラシはそもそも
「誰に向けて書かれているのか」
全く分からなくなっています。
おそらく、書いてた私も
店のターゲットが分かってなかった。
キャッチコピーが無いから、
「●●でお悩みの方へ」
みたいな呼びかけはしてない。
掲載している情報も
血圧のことやメタボのこと、
ハーブティーに腸の話など
まるで一貫性が無いんです。
そうなった理由は簡単。
「誰に読んでほしいか」、
「誰が自分のお客さんか」
全く考えていなかったから。
このチラシを手に取った方は
「自分には関係ない」って
ゴミ箱に捨てただろうと思います。
3.何をしてほしいか分からない
掲載しているのは情報のみ。
血圧や腸の健康作りの情報だけ。
読んだ後何をして欲しいのか
全然書いてないんです。
もし読んだ人がいたとしても
「で?だから何?」って
思っただろうなぁ。
だって、何をしてほしいのか
一言も書いてないんです。
来店してほしいのか、
商品を買って欲しいのか
電話相談してほしいのか
まるっきり分からない。
なんでこんなダメダメな
チラシを作ってしまっていたのか。
それは「目的」を
理解していなかったからです。
■ビジネスの目的は人を動かすこと
ビジネスはマーケティングと
マネジメントという
2つの要素で成り立っています。
マーケティングもマネジメントも
最終目的はどちらも同じです。
「他人に、自分の思う通りの
行動をしてもらうこと」です。
マーケティングは
お客さんの感情を動かし
来店や購入などの行動を促す
仕組みを作ること。
マネジメントは
スタッフの感情を動かし
望ましい仕事をしてもらう
仕組みを作ること。
マーケティングは
ただの告知や認知度を上げる
取り組みではないんです。
お客さんにメッセージを伝え
お客さんの感情を動かして
行動を変えなきゃいけないんです。
そのことがまったく
分かっていなかった。
だから自分が言いたいことだけを
掲載しちゃってたんですね。
それと、ニュースレターの目的と
チラシの目的が違うということも
理解していませんでした。
ニュースレターは既存顧客との
つながりを維持し
関係を強化して
優良顧客に育てるツール。
チラシは新しいお客さんとの
出会いを作るツールです。
目的が違えば作り方が違う。
そのことに気づいてから
チラシの作り方を
根本的に学び直すことにしました。
どんな工夫をしたかは
次回以降お話します。
■繁盛店になるためのまとめ
1.目的はお客さんの行動を変えること
2.行動を変えるには感情を動かす
3.書きたいことを書くだけじゃ動かせない
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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