スタッフが輝けば店も輝く
長々お付き合いいただいた
自分語りも今回が最後です。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
今日の話は、現在進行形で
取り組んでいる内容を
お話します。
■現場の仕事を手放す
現在進行形で取り組んでいること。
それは現場の仕事を手放すことです。
現実問題、そうしなきゃいけない
事情が出来たからです。
私は今、家業のサポートをしつつ
コンサルタント業も行っています。
こっちが本業です。
しかも今度、子供が生まれます。
家事も育児もしなきゃいけません。
私は福岡県に住んでいます。
九州男児は男尊女卑、なんて
思っておられます?
そんなこたぁ無い!!
少なくとも私の周りには
奥さんより強い旦那さんは
一人もおりません(笑)
九州男児が亭主関白に見えるのは
奥さんがうま~く旦那さんをノセて
働かせているからです!
それでなくても、
経営者が現場の戦力になっていたら
いつまでも会社は成長しません。
それどころか、スタッフの仕事に
細々と口を出して
成長の機会を奪います。
主体的に仕事に取り組む
意欲も失わせてしまいます。
スタッフが育たず、
意欲もわかないから
現場を離れられない悪循環。
次のステップに進むために、
ここを何とかしたいわけです。
■経営者の仕事は
スタッフが輝ける場を作ること
スタッフがやりがいを持って
主体的で前向きに仕事する。
そうすれば、経営者は現場を離れ
経営業務に専念できます。
そのために行っているのは
次のようなことです。
1.幹部の自分軸を確かめる
現場を離れるためには
現場を率いるリーダーを
育てなくちゃいけません。
リーダーには、積極的に行動し
皆の手本になって欲しいですよね。
そのためには仕事の喜びを
しっかり感じてもらいたい!
じゃないと、頑張れないですもんね。
人が幸せを感じるのは
自分の思う通りに生きること。
私はそう信じています。
しかし、自分がどう生きたいのか
意外と分からないものですよね。
私自身、自分が何をしたいのか
40歳近くになるまで
全然分かりませんでしたから。
だからまず、幹部スタッフに
自分軸の確認をしてもらいました。
したいこと、したくないこと。
出来ること、出来ないこと。
すべきこと、すべきでないこと。
この問いに答えてもらいました。
じっくり、時間をかけて。
数ヶ月かけて、
飲みに行ったりしながら。
すぐに答えは出なくても
焦らず慌てず、彼自身に
自分と向き合ってもらいました。
自分軸がハッキリすれば
どう仕事したいのかが
明確になります。
私が出来るサポートが
どんなことかも分かります。
2.ミーティングで発言しない
週1ミーティングのときに
自分は発言しないようにしました。
時にはあえて不在にすることも。
私が発言してしまうと
皆は私の意向を重視します。
提案や問題提起の善し悪しも
私に意見を求めてしまいます。
それじゃ幹部は面白くないですよね。
「どうせ判断は上がするんだから」って
自主的に判断する機会を奪っちゃう。
そして仕事がつまらなくなる。
やらされ感ばっかりになって。
そうならないように、
ミーティングでは私は
ただニコニコ座っているだけ、
という役回りをしています。
3.現場の判断は幹部に任せる
現場のことをよく知っているのは
現場のスタッフです。
私は見えていないことも多い。
だから現場の判断は
幹部に任せるようにしています。
スタッフから判断を求められても
「薬局長に判断してもらって」と
伝えるようにしています。
無責任に思えるかもしれません。
でも、私が判断してしまうと
幹部の存在が希薄になっちゃいます。
4.情報を幹部に集める
正しい判断をするためには
判断材料になる情報を
把握しておく必要があります。
なので現場の報告は
幹部にするようにしています。
また、私が入手した情報は
幹部と共有するようにしています。
5.コミュニケーションを頻繁に
一番悲しいのは、
会社の方針と幹部の方針が
合致しないことです。
そうならないように、
幹部とのコミュニケーションは
他のスタッフの5倍くらい
密にしています。
私が考えていることや
課題に思っていることは
全て幹部に話しています。
そして、彼の考えも
聞かせてもらっています。
今のところ、会社の方針と
大きくずれることはありません。
6.目標を明確に
会社の理念や経営方針は
採用段階から充分に
共有するようにしています。
でも、日々の業務で
それをどう具現化すれば良いか
スタッフが迷うこともしばしばです。
なので「何をすればいいか」
「どうなったら成功と言えるのか」を
幹部とよく話し合います。
その結果を踏まえて、
ミーティングで
店の目標を決めてもらっています。
7.素直になる
私は安直な人間で
考えていることや感情が
すぐ顔に出ます(笑)
これは一つの強みです。
幹部からしたら分かりやすい(笑)
なので、ありがたいと思ったら
素直に感謝を伝えます。
間違っていると思ったら
ソッと店外に連れ出して
ソフトに指摘します。
大間違いをしていると思ったら
遠慮なく叱ります。
昔は叱れなかったんですよ。
叱るのが怖くてね~。
でも叱れないのは良くない。
最近そう思っています。
スタッフへの愛情が強いほど
もっと良くなって欲しい。
もっと輝いてほしい。
幸せになって欲しいという
気持ちが大きくなります。
その気持ちが強いほど
感謝するときも叱る時も、
より深く、より強くなる。
大切な子供に接するように。
幹部を叱れない頃の私は
感謝することも
少なかったように思います。
スタッフへの愛が薄く、
関心が低かったからです。
だから良いことも悪いことも
遠慮なく伝えています。
■人の問題に「正解」なんてない。
さて、長々と自分語りに
お付き合いいただいて
本当にありがとうございました。
今までお話してきたことは
全て私の実体験です。
そして、実体験を書き終えた今
こう思っています。
「人材育成に正解は無い。」
私のやり方が正しいとか、
この方法で人の問題が解決する
なんて魔法みたいなものは、
きっと無いんでしょう。
それでも、私の拙い経験から
私のおかしてきた過ちから
学びや気づきを得られたのなら
これほど嬉しいことはありません。
明日からはまた、集客に役立つ
お話をさせていただきます。
お付き合いありがとうございました。
■繁盛店になるためのまとめ
1.成長のために現場を離れる
2.幹部スタッフを育てよう
3.人の問題に正解は無い
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