数字オンチが陥る経営の落とし穴
売れば売る程損してた。
スタッフがお金を盗んでいた。
借金がいくらあるのか知らなかった。
これ、全部実話です。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
毎日毎日、懸命に働いてるのに
なんで楽にならないんだろう?
その理由はひょっとしたら
数字が読めないせいかもしれませんよ。
■経営者は管理も仕事
売れば売る程損してた。
これ、実は数人の社長さんから
相談されたことがあります。
最近ではこんな話がありました。
商品を仕入れてきて、
店頭で売るように指示をした。
しばらくして店頭を見てみると
仕入れ値以下で売られてた(笑)
スタッフが「これくらいかな?」って
適当に値付けして売ってたらしいです。
他にも、ある商品の
製造販売している会社。
新しい商品がヒットして
ドンドン売れていくようになった!
なのに経営がドンドン苦しくなる。
なんで?おかしい!
てことで調べてみたら、
原価がかかりすぎてたことが判明。
材料費120円かかった商品を
100円で売っちゃってた。
話だけ聞いていると
バカバカしく思えるかもしれません。
でも、これ本当にあった話なんです、
■経営者が泥棒を作る
私が以前師事していた
とある経営コンサルタントが
印象深いことを言っていました。
「経営者が甘えていると
スタッフを泥棒にする」
実際に、こんなことがありました。
食品関係の会社を営む社長さん。
創業後の苦労も一段落して、
事業拡大に乗り出した。
現場が大好きな社長さんは
自ら現場で陣頭指揮をとってた。
会社の数字は良く分からないから
経理に詳しいスタッフに丸投げ。
あとは想像通りです。
社長がチェックしないのを良いことに
経理担当のスタッフがやりたい放題。
数百万円を着服して
使いこんでいました。
スタッフをクビにしても
使いこまれたお金は帰ってきません。
その時社長さんは
自分の管理の甘さ、
苦手な経理から逃げ続けたせいで
スタッフが泥棒するチャンスを
作ってしまったことを後悔していました。
まさに社長が泥棒を作りだしていた、
と反省していたんです。
そして最後の事例。
自社の借金の総額が
いくらあるのか知らなかった。
実はこれ、私の家業の薬屋です。
私が家業の経営サポートを始めるまで
経営陣は自社の借金が
いくらあるのか知りませんでした。
税理士から月ごとの決算書が
渡されていたにも関わらず、です。
私が見た時には完全な債務超過。
手元にある商品を全て売り払い
備品を処分しても払いきれないくらい
借金が膨らんでいました。
■月に一度は決算書のチェックをしよう
社長が数字をチェック出来ないと
こんなことが実際に起こります。
売れども売れども儲けが出ない。
いつの間にか利益がかすめ取られている。
気が付いたら借金で首が回らない。
ある著名なコンサルタントは
経営者の仕事は3つあると言っています。
一つ目は今の仕事を回すこと。
二つ目は将来の仕事を作ること。
三つ目は人を育てること、です。
今の仕事を回すためには
結果のチェックが欠かせません。
ちゃんと利益が出ているのか。
やたらと経費がかさんでいないか。
お金の動きに変なところが無いか。
数字のチェックが出来なければ
会社を維持することは出来ません。
スタッフに給料を払うどころか
泥棒にしてしまうことすらあります。
小さなお店のオーナーは
本当に多忙ですから
経理の専門家になるほど
勉強は出来ないでしょう。
しかし経理担当スタッフや
税理士に丸投げしてしまうと
会社の致命傷を見逃すことにも
なってしまいます。
月に1度は会社の数字を
チェックしてみて下さい。
売上の変動はどうか。
経費でおかしなところは無いか。
計画とずれているところは無いか。
チェックを怠らなければ、
異常の早期発見ができます。
異常の発見が早ければ
適切な手を打つことが出来ます。
もし、数字は苦手なんだよな~って
思うところがあったら
2018年はぜひ、数字のスキルを
身に着けるようにして下さい。
数字は嘘をつきません。
きっとあなたを助けてくれます。
■繁盛店になるためのまとめ
1.数字が分からなければ健全経営出来ない
2.社長がスタッフを泥棒にする
3.2018年は数字のスキルを身につけよう
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