マーケティングに欠かせない「LTV」とは?
マーケティングに欠かせない・・・
チラシを撒くのって勇気がいりますよね~。
お客さんが来てくれるだろうか?
お金をドブに捨てることにならないだろうか、なんて。
でも新しいお客さんを獲得しないと商売は先細り。
勇気を出してチラシをうってみた!
チラシ配布にかかったお金は10万円。
結果、買い物に来たのは5人。売り上げは5万円・・・。
「このチラシ、意味なかったな。損した・・・。」
そう思うかもしれませんね。
費用に見合う売り上げが上がらなかったんですから。
ひょっとしたらチラシを止めてしまうかも。
でも、ちょっと待った!
本当にそのチラシ、失敗だったんでしょうか?
確認しないと、損してしまうかもしれませんよ!
お客さんは年間いくら利益をくれる?
LTVとは
「お客さんが一定期間の間に、あなたのお店にもたらしてくれる利益」
のこと。
【Life Time Value】顧客生涯価値と言います。
例えばあなたのお店の客単価を1万円とします。
粗利率が平均50%とすると、お客さんは買い物1回あたり、5000円の利益をもたらしてくれます。
あなたのお店のお客さんが、1年間に平均6回買い物をしている場合、お客さん一人が1年間にもたらしてくれる利益は3万円になります。
1万円×50%×6回=3万円
LTVが分かれば、プロモーションの見方が変わる!!
さて、お客さん一人が年間に落としてくれる利益が3万円。
だとしたら、先ほどのチラシは本当に失敗だったんでしょうか?
チラシを配布して来てくれたお客さんは5人。
このお客さんが1年間にもたらしてくれる利益は、3万円×5人=15万円。
10万円かけて15万円の利益。
差し引き5万円分儲かっているという計算になります。
つまり、チラシ代よりも低い売上しか上がらなかったとしても、一定期間に得られる利益を考えれば、儲かっている場合があるんです。
チラシ代以上にお客さんが一定期間でもたらしてくれる利益(LTV)が多ければ、そのチラシは儲かるチラシ。
どんどんやればいいんです!
新しいお客さんが年間何回来て、いくら買うか調べる!
LTVはマーケティングにとても重要な数値です。
チラシの費用対効果を見る場合は、チラシで来店する新しいお客さんのLTVを調べましょう。
必要なものは3つ。
- ①新しいお客さんの客単価。
- ②あなたのお店の粗利率。
- ③新しいお客さんは1年で何回来店するか。
①客単価×②粗利率×③来店回数=LTV
この計算はその他の広告費にも応用できます。
広告費よりLTVが高くなっているかどうか、
チェックしてみてくださいね!
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