DMとニュースレターはどう違うの?
ニュースレターという言葉より、DM(ダイレクトメール)の方が馴染み深い言葉かもしれませんね。
どちらも企業やお店からお客さんに送られてくる印刷物で、似たようなものと思われていますが、実は全然別物です。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
ニュースレターとダイレクトメール。
どこがどう違うの?というご質問を結構いただくんです。
それ以外にもニュースレターと、プレスリリースやニュースリリースとどう違うの?ということも聞かれます。
せっかくなのでそれぞれのツールと、ニュースレターの違いをまとめますね。
ニュースレターとDMの違い
ニュースレターとは、お客さんにお店やスタッフを好きになってもらうためのツールです。
つまり、関係作りが主な目的。
関係作りが目的なので、発信する情報は、店主やスタッフの個人的な出来事を書いたり、お客さんに喜ばれるお役立ち情報を伝えるのがメインになります。
お客さんに好きになってもらえれば他のお店では替えのきかない存在になり、お客さんの維持やリピート率アップに大きく役立ちます。
また、お役立ち情報を通じて顧客教育をしていくことで、商品を売りやすい環境を整えられます。
ニュースレターの効果については、こちらも参考にしてください。
ニュースレターを出すことで得られる7つの効果
一方、DM(ダイレクトメール)は売り込みを目的にしたツールです。
商品の価値を伝えるチラシやセールスレターと、申込用紙などが主な封入物になります。
「よくDMは効果ない」なんて言われるのは、売り込みがメインになっているからです。
ネットが普及する以前は、お客さんの主な情報収集手段は新聞やテレビくらいしかありませんでした。
ですから、DMで商品情報をお届けすれば、「こんな商品知らなかった!欲しい!」と思ってもらうことが出来ました。
でも、今は世の中に情報があふれ、商品もそれを買う店も選び放題。
そんな時代に売り込みだけを目的とした情報発信をしても、受け入れてもらえなくなってきているのは事実です。
とはいえ、書き方を工夫することで、DMで成果を出すことはできます。
昔より難易度が上がってるということです。
両者の組み合わせが大事
今はニュースレターの方が効果を出しやすい時代ですが、一つだけ、問題があります。
それは時間がかかるということ。
関係性というのはすぐには出来ません。
ニュースレターの効果を実感するまでには、半年、一年時間がかかります。
そこで少しでも早く成果を出すために、通常のニュースレターをメインに、売り込み情報を付け足した
ハイブリッド型のニュースレターを私はお勧めしています。
少しでも早く成果につなげたいですもんね。
ニュースレターとニュースリリースの違い
ニュースリリースというのは、会社が発信したい情報を世間に広く発表することです。
会社が伝えたいニュースを伝えるのが目的です。
ニュースリリースとプレスリリースの違いは一般向けかメディア向けかの違い、だと思ってください。
一般向けに発信するのがニュースリリース、メディア向けに発信するのがプレスリリース。
リリースとはニュースの質が違う
ニュースリリースもニュースレターも、どちらも「ニュース」という言葉が入っているので紛らわしいですよね。
確かにどちらもニュースですが、伝える内容に違いがあります。
ニュースレターは関係作りが目的なので、会社が伝えたいことよりもお客さんが知りたいことを書くのがメインです。
リリースの場合は、企業主体です。
イベントや新商品発表、決算、社会活動、不祥事等々、会社の活動を知らせるのがメインです。
そういう意味では、我々のような地域密着店が集客のために行うべきなのはニュースレターということになりますね。
ニュースレターは我々にとって、集客と販促に役立つうえに、誰でも作れるツールです。
ぜひ取り組んでみてくださいね!
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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