先日、久留米市の創業塾で講師を務めました。
その際一緒に講師をした先生は北九州市の方でした。
北九州から久留米まではかなり遠いため、長時間運転する必要があります。
大変じゃないですか？と聞いたら・・・

「高速道路の運転を補助してくれる機能が付いた車を買ったから、全然苦じゃないですよ」との返事でした。
これからどんどん、運転サポート機能や自動運転の付いた車が普及するのでしょうね。

一方で、人が運転しなければいけない車の市場は小さくなるのでしょう。

技術の進化とともに、古い技術に基づく商品やサービスは、どんどん駆逐されることになります。

先日はTUTAYAを74店舗展開している会社が、レンタル事業から撤退するというニュースが流れました。
ネット技術の進展によって、DVDを借りに行くより、オンラインで視聴する方が増えたからでしょう。

技術革新は市場を変えてしまいます。
1900年のニューヨークの写真を見ると、街中を馬車が走っていました。
しかしその13年後、自動車が普及すると、街中から馬車は消えてしまいました。

技術の進化は私たちの生活の在り方を大きく変えます。
それにより、需要も変化していきます。
今の仕事が、新しい技術によって駆逐されることがあるかもしれません。
技術の進化には注意が必要です。

自分の仕事に関わる技術はどのようなものがあるのか。
その分野の技術進化はどうなっているか。
常に環境変化に目を向け、環境を分析し、変化に対応するための経営計画を作っておくことが大切です。

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