好意を生み出す3つの要素
小さなビジネスが繁盛するためには、お客さんに好かれるのが一番確実で手っ取り早い方法です。
でも、どうやれば好意を持ってもらえるの?って思いますよね。
そこで今回は好意を生み出す3つの要素をご紹介します。
といっても、私が勝手に選びだした要素ではありません。
世界的で売れまくった名著中の名著に、好意を生み出す秘訣が書いてあります。
その本は「影響力の武器」
非常に有名な本なので、読んだことがある方も多いかもしれませんね。
副題の「なぜ、人は動かされるのか」が示す通り、スタッフやお客さんなど人を動かすための方法が紹介されています。
その本の第5章がまるまる一章、好意について書かれています。
そこでは様々な要素が紹介されていますが、特にビジネスに使いやすいものを選んでご紹介しますね。
1.共通点
単純に、人は自分に似た人を好きになる傾向があります。
出身地が同じとか、母校が同じとか。
趣味が同じ、年代が同じ、好きなアーティストが同じとかね。
共通点のある人って、なんか好感持てますよね。
一番簡単に好意を獲得する方法です。
2.コミュニケーション
コミュニケーションの頻度は、好意に大きな影響を与えます。
単純接触効果といって、接触回数が多い相手には好意を抱きやすい、という心理効果が働くんです。
お客さんに好きになってもらうには、コミュニケーションの頻度を増やす。
これが鉄則です。
人だけではありません。
商品もそうです。
馴染みのあるものと無いもの。
どちらを好ましく感じるかといえば、馴染みのあるものですよね。
ちょうど昨日、テレビを見ていたら妻の故郷が出てまして。
そこにチラッと、妻の行きつけだったパン屋さんが出てたんです。
妻曰く、「格別美味しいわけじゃないけど、パンって言ったらここのパンなのよね」
そういうもんなんです。
品質だけが、好まれる基準じゃありません。
馴染みのあるもの。
過去に接触したことのある商品の方が、好意を抱いてもらいやすい。
ニュースレターなどで商品紹介を入れるのは、「おなじみの商品」にするためです。
3.店からの好意
自分のことを好きな人って、そうそう嫌いになれないですよね。
ストーカーみたいに、こちらの都合を全く無視して売り込んでくるような相手でもなければ。
好きだと言われ続けたからお付き合いを始めた、結婚したなんて話、たくさんあるでしょ?
お客さんに好きになってもらう前に、我々の方から先にお客さんに好意を示すんです。
「影響力の武器」の中では”お世辞”として紹介されていますが、別にお世辞を言う必要はないんです。
心を込めた季節の挨拶状を送ったり、誕生日をお祝いしたり、サンキューレターを出したり。
「あなたのことを大切に思っています」と先に伝えることで、お客さんに好意を持ってもらえます。
影響力の武器の中にはまだまだたくさんの要素がありますが、使いやすいのはこの3つ。
これらの要素をうまく使って、お客さんに好きになってもらいましょうね!
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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