2021-10-25
不信感を持たれるトップの特徴
組織が崩壊していく原因の一つに、リーダーへの不信や不満があります。
会社であれ、スポーツチームであれ、政治家であれ、信頼できない人についていく気にはなれませんよね。
リーダーに不信や不満を抱く原因は様々ありますが、その一つに
「認めてもらえない」
「感謝されない」というものがあります。
頑張って成果を出しても認められなければ、やってられない気持ちになるのも分かります。
経営者の中には従業員の働きを認め、感謝することができない方もいらっしゃいます。
社外にいる人には普通に感謝を述べられるのに、身内に対しては決して「ありがとう」「よくやってくれたね!」と言わないのです。
なぜ、身内には感謝出来ないのでしょうか。
思い当たる原因があります。
「仕事だからやって当たり前」だと思っていること。
または「給料払ってやってるんだから、当然だ」と思っていることです。
これでは働いてる従業員はやりきれないません。
いうなれば、奥さんが食事を作ってくれても、
「当たり前だ。俺が給料を稼いでるんだから。」
というようなものです。
今のご時世、こんなことを公言すれば総スカンです。
本来、いつもお世話になっている人ほど、大切にしなければいけませんし、感謝すべきです。
家族や身内、従業員の方がよりお世話になっているのに、他人には感謝できても、身内には感謝出来ないのは変な話です。
感謝と承認は、良好な人間関係を作る根源的な要素です。
トップへの不信や不満が渦巻く組織には、人は定着しません。
良好な関係性を作るにはトップの感謝と承認が欠かせません。
感謝と承認、してくださいね。
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