2021-03-06
トラブル頻発 WEBサイトの著作権
【WEBサイト制作が増加】
コロナの影響で、リアルビジネスをオンラインに切り替える事業者さんが増えています。
その一環で、WEBサイトを製作する方も多いのですが、一方でトラブルも増えているようです。
【先日のトラブル】
先日も、こんなトラブルがありました。
WEBサイトを製作してもらったものの、日々の改修作業において、製作者と折り合いがつかない。
WEBサイトの管理を別業者に移管したいが、著作権を盾にとって拒否される。
【サイトは誰のもの?】
つまり、制作会社が著作権を主張して、保守管理を他社にさせるならサイトを使わせない、と言っているらしいのです。
作ってもらった事業者さんとしては、納得がいかない話ですよね。
【著作権は誰のもの?】
WEBサイトを制作した場合、WEB制作会社に著作権を主張される可能性があるかと言われると、あり得ます。
制作プロセスにもよりますが、デザインや写真、テキストを制作会社に任せた場合、著作権は制作会社に発生するからです。
【トラブルを防ぐには】
自社のサイトにもかかわらず、改修したり管理を別業者に任せたりすることができないという事態を防ぐには、契約時に著作権に関する条項を確認することが重要です。
【著作権は譲渡】
契約書に著作権に関する条項がないか確認しましょう。
著作権にはもう一つ、著作者人格権というものがあります。
これは著作者の人格を保護する権利で譲渡はできないため、著作者人格権は行使しないという条項があると良いですね。
【契約書はしっかり確認】
WEBサイトを巡るトラブルは、実は非常に多く耳にします。
トラブルを避け、安心してビジネスを続けるためにも、面倒がらずに契約書を確認しましょう。
また、トラブルになった際は弁護士等の専門家に相談しましょう。
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