オズボーンのチェックリストで差別化を考える
ビジネスを安定させ
成長させていきたい。
私たち経営者はいつも
そう考えていますよね。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
大手やAmazonとの違いがあれば
大切なお客さんを失うことなく
ビジネスは安定します。
違いがハッキリしていれば
比較検討されることなく
あなたのお店が選ばれます。
我々地元ビジネスの経営者にとって
差別化は非常に重要な取り組み事項です。
でも、差別化ポイントって
どうやって探せば良いか分からない。
そんな時はこのチェックリストを
使ってみてください。
■差別化のヒントが得られるチェックリスト
アイディアを考えるときは
自由に発想することが重要です。
でも、何のヒントもなしに
考えるのって大変ですよね。
そんな時にオススメなのが
オズボーンのチェックリストです。
様々な視点でアイディアを
考えてみることで
今まで気づかなかったアイディアを
思いつくことがあります。
オズボーンのチェックリストを使って
差別化ポイントのアイディアを
見出してみましょう!
ポイントは無理矢理にでも
アイディアをひねり出す、
ということです。
■オズボーンのチェックリストで考える
オズボーンのチェックリストは
次の9つで成り立っています。
1.他に利用して差別化する
あなたが扱っている商品の
新しい使い方を提案することで
今までにない価値を
見出せるかもしれません。
もしくは従来の顧客とは違う
ターゲットに売れないですか?
ライバル店と違う価値の提案や
ライバル店が目をつけていない
新しいターゲットが見つかれば
大きな差別化になりますよね。
2.アイディアを借りて差別化する
「学ぶは真似ぶ」って
言葉があります。
誰かの真似をするのは
最善の勉強法です。
例えば、他の業界で一般的な方法を
あなたの業界に活かせないか
考えてみるのも有効です。
ファストフード業界では
当たり前のドライブスルーを
導入している薬局が増えています。
薬が出来るまでの待ち時間を
狭い待合室で過ごすより、
自分の車で過ごす方が
快適で良いかもしれませんね。
こんな感じで、他業種のやり方を
自分の店でやってみたらどうなるか
考えてみると良いですね。
ただし同業者を真似ると
トラブルになるのでご注意を!
3.変更を加えて差別化する
商品の色や素材、音や匂い
意味などを変えてみたら
差別化できるかもしれません。
有名なところでは
黒い綿棒がありますね。
従来は「白い」というのが
当たり前だった綿棒。
その綿棒の色を黒に変えることで
「取れた汚れが良く見える」という
新しい価値を提供して
大ヒット商品になりました。
色を変えて差別化したわけです。
そう言えば、「通りもん」って
博多の大人気お菓子があります。
お土産物として人気です。
通常、お土産物って、
しっかりしたパッケージに
入れられていますよね。
もちろんお土産用の通りもんも
パッケージに入っています。
それとは別に、5個入りの
簡易包装もあるんです。
簡易包装なので、その分
値段が安くなっています。
5個入りという少なめの数、
そして価格も安いので
お土産用ではなく、
自分で食べるために
買いたいという顧客を
開拓できているわけです。
4.大きくして差別化する
商品の品数を増やすとか、
回数を多くすることで
他との差別化が出来ませんか?
お徳用サイズにしたり
セットにしたりして
違いを作れる場合があります。
京都につえ屋さんという
つえやステッキの専門店があります。
そのお店の品ぞろえがモノ凄い!
常時15万本が在庫されているとか。
これだけの品数があれば
圧倒的な違いが出来ますね!
そこに無かったら他にはない、
そこに行けば何でもある、という
差別化ポイントを生み出せます。
5.小さくして差別化する
サイズを小さくしたり
量や回数を減らすことで
差別化できる場合もあります。
最近のお一人様ブームに乗って
一人焼肉や一人カラオケのお店も
増えてきていますよね。
これらは「小さくする」
という発想ですね。
夫婦二人や独居の高齢者向けに
量を少なくした食品が
売られるようになっていますね。
従来の量は多いし高い。
少々割高でも無駄がでない方が良い
というお年寄りは多いですね。
だいぶ長くなったので
続きは明日ご紹介しますね。
■差別化は伝えてこそ価値になる
大手やライバル店との
差別化ポイントを作ったら
ぜひ、お客さんに教えましょう。
他とは違う価値がある、と
自分たちだけが知っていても
お客さんに伝わってなければ
集客に活かすことは出来ません。
ブログもSNSでも
チラシやニュースレターでもOK。
うちの店はココが違う!
だからウチの商品を使えば
あなたにこんな良いコトがあるって
価値を伝えてくださいね!
■繁盛店になるためのまとめ
1.アイディア出しのヒントを活用しよう
2.オズボーンのチェックリストは使いやすい
3.差別化したら価値を伝えよう
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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