オズボーンのチェックリストで差別化2
ライバル店に差をつけて
大手との違いを明確にして
地元民に愛される店になる。
それが、私たち地元ビジネスが
長く繁盛する秘訣です。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
今回はオズボーンのチェックリストの
続きをご紹介しますね。
■オズボーンのチェックリスト2
早速、チェックリストの続きを
ご紹介していきますね。
6.代用して差別化する
先日、妻と出かけた時に
豆腐屋の出張販売を見つけました。
こだわりの豆腐が色々並んでいる中
目を引いたのはスイーツ。
チーズケーキにプリンに白玉。
様々なスイーツが並んでいました。
それらのスイーツは
チーズやクリームの代わりに
豆乳や豆腐が使われていました。
カロリーも低く、
胃にもたれなさそうで
ついつい買ってしまいました。
材料を他のもので代用することで
新しい価値を生み出したわけです。
こんな風に、例えば
商品の材料を変えるとか
売る人をかえてみるとか、
変更できるポイントを
考えてみましょう。
他にも、従来の要素を
他のもので代用して
差別化しているものはあります。
女性ドライバーが運転する
女性専用のタクシーなど
人気があるようですね!
7.入れ替えて差別化する
タイミングを変えたり、
要素を入れ替えたりして
新しい価値を生み出すことが出来ます。
最近感心したのは
西野亮廣さんの絵本の売り方です。
話題になりましたよね、
「えんとつ町のプペル」。
西野さんはその絵本の原画を
無料で貸し出しています。
様々な方が原画を借りて
日本中で原画展を開催しています。
その原画展で、お土産として
絵本を売っているんですね。
普通は絵本が売れたら、
有料で原画展を行って
さらに収益を上げることを考えます。
しかし西野さんは、
原画展の開催と絵本の販売の
タイミングを入れ替えたわけです。
原画を無料で貸し出せば
多くの方が喜んで原画展を開催します。
西野さんの絵本の素晴らしさに触れ
欲しい!と思う顧客を
増やしたわけですね。
絵本は「読むもの」という認識から
「お土産」という認識に変えたのも
素晴らしい発想の転換です。
8.反対にして差別化する
仕事をするために旅行をする。
そんな「仕事旅行」というのが
人気になっているようです。
非日常を楽しむために
わざわざ旅行して
仕事をするなんて、
驚くべき発想の転換ですね!
「仕事」と「遊び」の
役割を逆転させたことで
新しい価値を見出した事例です。
他にも、通常は昼に見る
サファリパークや水族館を
夜に見学することで
通常は見られない
動物たちの姿を見せるやり方も、
「反対にする」の一種。
役割を逆にしたり、
要素を反対にしたり、
立場を変えてみることで
新しい発見があるかもしれません。
9.くっつけて差別化する
かけ離れたもの同士を
くっつけることで
新しい価値を生み出す。
これが一番考えやすい
差別化かもしれませんね。
消しゴム付きの鉛筆とか、
電話にカメラをくっつけるとか。
立ち飲みとフレンチをくっつけた
「俺のフレンチ」というアイディアには
まさに脱帽しました。
ペンとパイナップルをくっつけた
「ペンパイナッポー」も
大流行しましたね(笑)
あなたの扱っている商品に
何かをくっつけることで
新しい価値を見つけられませんか?
■無理やりにでも発想してみよう
オズボーンのチェックリストで
アイディアを考えるときには
「ひねり出す」というのが
ポイントになります。
多少無理でも無茶でも良いので
何とか考え出してみることです。
アイディアをひねり出すことで
様々な差別化ポイントを見いだせます。
■差別化ポイントは3つ以上用意しよう
他店に差をつけ、大手との違いを
明確に打ち出すためには
差別化ポイントは3つ以上欲しいですね。
というのも、1つ2つだけでは
簡単に真似されてしまうからです。
せっかく考え出したアイディアを
簡単に真似されたら悔しいですよね。
しかし、差別化ポイントを
いくつも用意できれば
簡単には真似できなくなります。
以前紹介した差別化の発想法、
1.プロセスを分けて考える
2.自分の経験から考える
3.チェックリストで考える
の3つの方法から
出来るだけたくさんの
差別化ポイントを見出してください。
その差別化が、集客の要になります。
■繁盛店になるためのまとめ
1.チェックリストに従って考えてみよう
2.多少無理矢理でもひねり出そう
3.差別化ポイントは3つ以上用意しよう
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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