お客さんをファンにする「共感の4要素」
現代のスモールビジネスにとって、最大の武器は「共感」です。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
価格や知名度では大手に勝てない我々スモールビジネスでも、お客さんから圧倒的支持される、唯一無二の方法があります。
それがお客さんをファンにすること。
あのお笑いの巨人、明石家さんまさんはこう言っています。
「明日大阪で握手会、明後日仙台で握手会、来てね”言うて飛んできてくれる男なんかおらん。彼氏かて旦那かて、そんな男おらんわ。ファンだけなんや、そんな我儘についてきてくれるんわ。」
そうなんです。
ファンになってもらったら、来てねと言えば来てくれる。
これが良いよと言えば、そうなんだ!と買ってくれる。
これほど強い絆はありません。
資金が無くても知名度が無くても、ファンを生み出せればビジネスは必ず安定し、成長します。
お客さんをファンにするために欠かせないのが、「共感」してもらうことです。
共感が入り口となって、あなたへの好意や信頼が高まっていきます。
今回はファンを生み出すための4つの要素についてお話します。
共感を生む4つの要素
共感を感じてもらうための、4つの要素は以下の通りです。
1.感情
「共感」は文字通り、「感情」を「共有」することで生まれます。
単なる「事実」だけを書いても、共感は生まれません。
ですからチラシやニュースレターには、感情を書くことが大事です。
例えばニュースレターの近況報告には、最近起きた出来事だけでなく、「その時に感じた感情」を書きましょう。
お客さんはあなたの感情に触れ、共有することで共感を感じ、ファンになってくれます。
2.共通点
「犬好きに悪い人はいない」
「猫好きに悪い人はいない」
こんなこと、よく言いますよね。
人は自分と共通点がある人に共感し、好意を抱きます。
心の距離がぐっと近くなるんです。
ですからチラシやニュースレターでは、あなた自身のことを書きましょう。
チラシの端っこでも良いので、売り手であるあなたのことを書くんです。
するとそれを読んだお客さんは、共通点を探し、共感を感じてくれます。
3.ストーリー
ストーリーは強力です。
映画の主人公に共感し、ファンになった経験がある人も多いはず。
あなたやあなたのお店が、何か大きな試練に立ち向かったり、壮大な目標のために努力するストーリーは、読み手の心に響きます。
4.ヒーロー
同じ悩みを持つ人同士は共感しやすいですよね。
しかもその相手が、その悩みを乗り越えてきた人だったら?
話を聞いてみたい、相談したいと思いますよね。
もしあなたがお客さんと同じ悩みを乗り越えてきた経験があるなら、その経験を語ることでお客さんの共感を獲得し、ファンを生み出すことが出来ます。
共感してもらうと、信頼度の高いお客さんが集まる
お客さんの共感を獲得し、ファンを生み出すことが出来れば、客層が変わります。
モノだけを欲しがるお客さんは減り、「この店じゃなきゃダメ」「この人じゃなきゃダメ」というお客さんが増えていきます。
そういうお客さんは価格に文句を言いません。
「あなたが勧めるものだから、良いものに違いないね!」と言って買ってくれます。
チラシで共感度の高いお客さんを獲得できれば、「初来店なのに私たちを信頼してくれるお客さん」が集まってきます。
通常は何か月もかかるお客さんとの関係作りが、すでに出来た状態で来店してくれるんです。
これがどれほど大きなことか、お分かりですよね。
モノも店も溢れる現代。
共感はスモールビジネスの最大の武器です。
しっかり活かして、ビジネスに役立ててくださいね!
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
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