2021-05-09
説教とアドバイス どこが違う?

人が嫌がるものの代表例に「説教」がありますね。
説教されて喜ぶ人というのは聞いたことがありません。
どんなに役立つ内容であっても、「説教された」という不快感の方が勝ってしまうことが多いようです。
一方、アドバイスはとても喜ばれ、感謝されます。
同じような助言をしても、説教は嫌われ、アドバイスは喜ばれる。
この反応違いはどこからくるのでしょうか?
上から目線、一方的など、説教とアドバイスの違いはいくつかあると思います。
が、一番の違いは「言われる側のニーズ」ではないでしょうか。
説教というのは往々にして、「聞いてもないのに一方的に言われる」のが特徴です。
本人が助言を望んでいない状態では、たとえどんなに当を得た意見であっても、感情的に反発されます。
逆にアドバイスは、本人が望んで意見を聞こうとしているときに与えられる助言です。
本人が望んでいるのですから、真っ当な意見であれば受け入れてもらえますし、感謝してもらえます。
薬に例えれば、本人に病気の自覚がないのに無理に薬を飲ませようとするのが説教。
本人に自覚症状があり、納得して飲む薬がアドバイス、ではないでしょうか?
そう考えると、本人が望んでいないときに助言をするのは得策ではありません。
本人に「改善の余地がある」と自覚してもらうステップを踏んでから助言をすることで、お互いにメリットが大きいように思います。
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