仕事から帰ると3歳の娘が駆け寄ってきて「遊ぼう！」と声をかけてくれます。
最近のお気に入りは、丸いブロックを組み合わせて、様々な形を作ったり、高く積み上げたりする遊びです。

昨日も一緒に遊びまして。
娘は一生懸命ブロックを積み上げようとするのですが、なかなかコツがつかめないようで。
半べそをかきながらも、高く積み上げる方法をあれこれ試しておりました。

ブロックには出っ張っているところとくぼんでいるところがあり、そこをうまく組み合わせると、がっちりかみ合って安定し、高く積めます。
なのでその方法を教えるのですが、小さな手では上手にできないのですね。

持ち方を変え、体の位置を変え、積み方を変え、といろんな方法を試していくうちに、上手に詰めるようになってきました。
最後には、私より早く積めるようになって、その成長の早さにびっくりしました。

まさに、最も成長を促進してくれるのは、試行錯誤なんですよね。

やり方を教わったとしても、上手にできるようになるには一定の経験が必要です。
知って、やって、身に着ける。
そのうえで改善するから成長するのです。

娘の頑張りを見ながら、ふと、「ああ、自分はこれほど試行錯誤しているだろうか」と思いました。
あ～でもない、こ～でもないと試行錯誤し、べそをかきながらも改善を続けるような努力はしなくなっているかもしれません。

確実に成長する方法は数多くの失敗をすること。
学びと体験を組み合わせ、試行錯誤を続けながら自分なりのやり方を確立すること。
遊びでもビジネスでも、その原理原則は変わりません。

試行錯誤、続けたいですね！

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