2021-07-10
2種類の「問題」
ビジネスを成長させるには、そのビジネスに存在する問題を解決し、改善することが欠かせません。
さて、その「問題」には、2つの種類があります。
先日、Twitterである投稿を見かけました。
問題には2つのタイプがある。
問題明確型と理想提示型の2つである、という投稿です。
まさにその通り。
素晴らしい指摘だと思います。
問題明確型は例えば、廃棄ロスが多すぎて原価率が高くなっているとか、従業員の接客態度に問題があるから改善しなきゃいけないなど、誰にでも分かりやすい問題ですね。
もう一つの、理想提示型は奥が深いです。
一見、何の問題もないように見えるビジネス。
しかし、あるべき姿、目指す理想像と比べたときに、問題があることが分かります。
例えば、たびたび補助金等のご支援をしているとあるカフェ。
コロナで売上が大幅に落ちたため、販促に使える補助金の策定支援を実施しました。
これは問題明解型の問題に対して手を打ったわけです。
一年後、そのカフェに別の補助金支援をしました。
オーナーには「多くの方に美味しいコーヒーを届ける」という理想がありましたが、カフェだけでは広がりが弱いため、大手と協業し自家焙煎豆を卸す事業を始めました。
2つ目の問題は理想提示型。
カフェ運営は問題なくても、理想像と現状を比較することで、問題を発見できたのです。
結果、ビジネスは大きく飛躍しました。
あなたは理想と現実を比べて、問題を見出していますか?
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