個店が勝ち残る時代になった
これからの時代は、個店や小さな店が勝ち残りやすい時代になります。
なぜなら・・・
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
なぜ、個店や小さなお店が勝ち残りやすい時代なのか。
それは社会の二つの変化があるからです。
一つは情報化の進展。
そしてもう一つが人口減少です。
情報化、ますます進んでいますよね。
知りたい情報、調べたい情報は、もはや片手で調べられます。
スマホがあらゆる情報を教えてくれる時代になりました。
我々も含め、現代人は浴びるように情報を受け取り、そして、混乱しています。
あっちのサイトでは●●が良いと言い、こっちのサイトでは●●はダメと言い、別のサイトでは■■が良い、なんてこと、ザラにあるからです。
つまり、どの情報を信じれば良いか、判断がつかなくなる。
そうなると、次に求めるのは「信頼できる人からの情報」になるわけです。
情報そのものの真偽は分からないので、情報を伝えてくれる人の信頼性で判断するわけです。
今、SNSや口コミサイト、レビュー、ニュースレターが注目されているのは、「何を言うか」よりも「誰が言うか」の方が重視される時代になったからです。
もう一つは人口減少。
人口減少がさらに進むと、お客さんの数が減ります。
が、それ以上に減るのは働き手。
今、急激に増えているのは人手不足倒産です。
働き手が確保できないから、店は黒字なのに閉めてしまう。
こんな事態が起きています。
さらに、最低賃金はまだまだ上がります。
800円、900円なんて通過点です。
そうなれば大手は、人件費を抑えるために、機械化、効率化を進めていきます。
規模を維持するためには、出来るだけ少ない人手で運営できなければ死活問題です。
人を機械に置き換えて効率化すれば、ますますお客さんとの関係性は薄くなっていきます。
そこが狙い目です。
関係性を重視し、好きな人から買いたい、信頼できる人から買いたい、という層が大手からこぼれ落ちます。
その受け皿になるのが、我々小さな個店です。
大手とのすみ分けがますますハッキリする、と言っても良いですね。
ただし、我々が勝ち残るためにはたった一つの条件があります。
それは関係性を強くする仕組みを持っていること。
小さな個店だから良い、というわけではありません。
小さな個店は顔が見える関係性を作りやすいから良いんです。
店頭でのコミュニケーション以外にも、お客さんと顔の見える関係性を作り、信頼関係を構築する術がなければ、単に「存在感のない店」になるだけ。
これからの時代は、個店が勝ちやすい時代。
その時代の波に乗れるよう、関係性を作り出す仕組みを持ってくださいね。
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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