採用しては辞められる 人材育成底なし沼
売上が上がって
食えるようになってくる。
資金繰りも目途が立つ。
更なる成長を目指し、
安定経営するためには
人材採用と教育が必要になりますね。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
私もときどき、人材教育について
ご相談を承ります。
正直にいうと、私も人の問題で
頭を悩ませ続けてきました。
もっと正直に言えば、
今でも模索を続けています。
人の問題は、経営者にとって
常に常に頭痛のタネ。
ずっと逃れられない課題です。
恥ずかしながら、
人の問題で私がどんな間違いを犯し
どう乗り越えてきたかを
お話したいと思います。
多少でも気づきと学びに
つながる部分があることを願って。
■俺はスゴイ!と思わせたかった
私が家業の薬屋に入社したのは、
今から9年前。
今は社員というよりも
コンサルタントとして
経営サポートをしていますが、
以前は一スタッフとして働いていました。
入社したての頃は、
だいぶスパルタで鍛えられましたね(笑)
店の重要な仕事を一手に引き受けている
お局スタッフからキツク当たられました。
お局さんの態度を見ていて、
私は不安になりました。
このままじゃスタッフ全員が
私を軽く見るんじゃないかって。
そこで取り組んだのは
自分の力を見せつけること。
今思うとバカですね(笑)
薬関係の資格を取り、
利益を倍増させて経営改善して。
力を認めさせようと躍起でした。
本来やるべきだったのは
スタッフがイキイキ働き、
能力を発揮できるように
することなのにね。
経営状態は非常に良くなり、
私の発言権は大きくなったけど
店内はギスギスし始めました。
■スタッフの心情に配慮しない
入社して数年経ち、
私は店長になりました。
初めて人事に口を出したのも
その頃でしたね。
対象となったのは
入社直後に私に厳しく当たった
お局スタッフでした。
嫌っていたわけじゃないんです。
言い方や態度はきつかったですが
可愛がってもくれましたからね。
ただ、彼女は私が入社して以来、
私以外のスタッフとイザコザを
起こすことが激増しました。
私たち経営陣が見ていない所で
他のスタッフにキツくあたり、
ちょっとしたミスを責めたりしてね。
そのせいで退職者も出ました。
なぜそんな風になってしまったのか。
それは私が意識しない間に
彼女のプライドを傷つけ、
居場所を奪っていたからです。
当時の私は、自分が
認められることだけに
必死になっていたんですね。
彼女は仕事についての
意見も求められなくなり、
仕事も少しずつ少なくなった。
その結果、和を乱すようになり。
たびたび話し合いをしたのですが
結局は退職することになりました。
■負の連鎖
「すみません、ちょっとお話が・・・」
たった2年ほどで、
この言葉を何回聞いたでしょうか。
職場を辞めたくなる時って
健康を損なうほど危険な時や
給料が安すぎる時、
そして人間関係が悪い時です。
マズローという人が
欲求段階説というのを唱えています。
非常に簡単に説明すると
人間の欲求には次の5段階がある
って理論です。
生きていきたい欲。
↓
安全に生きたい欲
↓
社会や組織に受け入れられ、
良い人間関係を築きたい欲
↓
人から認められたい欲
↓
なりたい自分になる欲
若い私は、スタッフの
「社会や組織に受け入れられ、
良い人間関係を築きたい欲」、
いわゆる「所属の欲求」を
満たしてあげられなかったんですね。
「所属の欲求」が満たされなければ
承認欲求も自己実現も
満たされることは無いんですよ。
「所属の欲求」を満たせず、
職場の人間関係が悪くなった。
そこにお局様の退職。
これが契機となって何人もが
次々に退職していきました。
ここから私は、
採用しては退職される、
底なし沼のような2年間を
経験することになるんです。
店内の人間関係が良く、
スタッフがイキイキ働けるように
しておかなければ
どんなに有効な経営スキルも
集客ノウハウもツールも
まともに機能しない。
今はそう思っています。
次回へ続きます。
■繁盛店になるためのまとめ
1.人材育成は経営者の仕事
2.スタッフの心情を考えよう
3.良い職場は人間関係も良い
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