「ない仕事」の作り方
ゆるキャラ、見たことのない人は
ほとんどいないですよね。
「ゆるキャラ」という大ブームを
作り上げたのが、この本の著者
みうらじゅさんです。
ゆるくていい加減な、脱力系の
話が書いてあるのかと思いきや、
しっかりビジネスに
活かせる内容が書かれていました。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
今週ご紹介するのは
みうらじゅんさんの
「ない仕事」の作り方。
仕事に行き詰まりを感じている人、
仕事がつまらないと感じている人、
新しい創造的な仕事をしたい人に
是非お勧めしたい一冊です。
■違和感に着目する
みうらじゅんさんは今まで
様々なものをブームにしています。
貰ってもうれしくないお土産
「いやげもの」とか。
仏像ブームの時には
「阿修羅展」の開催に繋がり
その年の展覧会来場者数世界一に
なったほどでした。
そんなみうらじゅんさんの
モノゴトを見る目は独特です。
違和感に着目するんです。
よく分からないを見つけた時
変だ、いやだ、つまらないと
普通の人は突き放します。
みうらじゅんさんは逆に
「そこが良いんじゃない」と
肯定するのだそうです。
違和感を肯定することで
普通の感覚を否定する。
そこから新しい発見がある。
これは一般のビジネスでも
同じかもしれません、
日常生活のなかで
なんか変わってるな、
違和感があるなと思った時、
そこが良いんじゃないと肯定してみる。
すると他の人とは違う観点で
モノゴトを見ることが出来る
かもしれません。
そしてその違和感を受け入れ
どうやったら自分は
その違和感のあるものを
好きになれるか考えてみる。
業界の常識から外れたことを
「変だ!」と突き放さず
その良いところを考えてみる。
自分の業界の常識は
他の業界の非常識、
なんてことはたくさんあります。
自分の常識を外し
非常識を受け入れてみると
業界に新しい風を
吹かせられるかもしれないですね。
■一人電通
みうらじゅんさんは
自分が面白いと思ったものを
伝えていくことを
「一人電通」と称しています。
ネタを考え、名前を付けて、
見せ方を考え、面白さを伝え、
時には接待も使いつつ、広めていく。
この価値の伝え方、プロセスは
商品やお店の価値の伝え方にも
使える部分がたくさんあります。
例えば価値を伝えるとき。
「大人数に受けよう」とはせず、
たった一人を思い浮かべて発信する。
大人数に伝えるのは無理だし、
顔が見えない人に発信しても
ぼやけてしまうからと言っています。
まさにその通りですね。
チラシでもブログでも
ニュースレターやサンキューレターでも
同じことがよく言われるんです。
「みんな」に向けて発信しても
誰にも刺さらない。
「特定の誰か」のための発信の方が
より多くの人に刺さるメッセージになる。
大ブームを起こす方はさすがに
しっかり刺さるメッセージの
発信方法をしておられますね。
また、こういうことも言っています。
どんなに面白いことを考えても
人に知られなければ仕事ではない。
まさしくその通りです。
知られていないものは
存在しないのと一緒。
価値を伝え、発信し
ファンを増やしていくことこそ
何よりも重要な仕事です。
そうでなければ、どんなに
面白い仕事をしていても、
ただの自己満足です。
■好きでい続けること
みうらさんの底力は
実はここかもしれません。
何年でも何十年でも
ブームになろうとなるまいと
好きなものを好きでい続ける。
好きなもののために
時間もお金も労力も
惜しまず注ぎ続ける。
そして発信し続ける。
ビジネスは継続力です。
自分の仕事に誇りと愛情をもち
寝る間も惜しんで没頭する。
どんなビジネススキルも、
この没頭し続ける力にはかないません。
そして自分の愛する商品・サービスが
多くの方に愛されることを喜ぶ。
自分がどういう仕事をしたい、ではなく
自分の愛するモノゴトが広まるように
出来ることをすべてやる。
その姿勢こそ、ブームを作る源です。
もしあなたの商品やサービスが
まだまだ多くの方に
受け入れられていない状態なら
この本はきっとヒントを与えてくれます。
軽妙で脱力する書き方の本ですが、
真面目に読んでみると
学ぶべきポイントがたくさんあります。
ぜひマーカーを手に持って
役立つところに線を引きつつ、
読み進めてください。
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
あなたのお店を繁盛店にするヒントを
お届けする無料メールマガジンの
ご登録はこちらから。
◆地域密着型ビジネス専門 【地元ビジネス繁盛マガジン】
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=IRnMHScatA
集客やマーケティングにお悩みがある場合は、
お気軽にご相談ください。
下記のアドレスに返信いただくと、
無料相談のページが開きます。
【特別無料レポートプレゼント中!】
「繁盛する地元ビジネスの設計図」
コメントを残す