2021-10-03
続々登場 無人レジ
このところ、無人レジの導入に関する報道が増えています。
ファミリーマートは24年までに1000店舗で無人レジを導入すると計画しています。
また、Amazonはスーパーでレジ無し店を開店すると発表しました。
無人レジの導入、さらにはレジそのものがない店の登場と、店舗から人が消える動きが加速していますね。
従来からの働き手不足や賃金上昇に加え、コロナによる非接触化の取り組みが求められているからでしょう。
一方、あえて人と人との接触を重視して成功しているお店もあります。
ある焼き肉店では、コロナ禍にもかかわらず、過去最高売上を更新し続けています。
飲食業が打撃を受ける中で、これは驚くべきことです。
過去最高売上を叩きだす背景には、コロナ等の外部環境の変化のほか、同店のこだわりもあります。
同店は従業員と顧客のコミュニケーションを重視し、お客さんが従業員のファンになるようにしています。
従業員に対して、親しみやすい接客やお客さんへの心配りをしっかり教育しています。
また、マネージャーは毎日接客面での気付きを日報に書いています。
その内容をもとに会議を行い、改善に取り組んでいます。
タッチパネルでの注文など、対人接触を減らす仕組みは導入していません。
それらが相まって、例えばシニアのお客さんが馴染みの従業員に合うために来店するなど、コミュニケーションが来店動機になっています。
対人接触を減らすかそれとも増やすか。
どちらが正しいということではありません。
近い将来の世の中を予測し、自社はどのように動くかを決めることが大切なのです。
あなたは対人接触を減らしますか?増やしますか?
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