常連客への最初の階段
マーケティングは
常連客を生み出すこと。
お店にいつも通ってきてくれる
常連客が増えれば増えるほど、
ビジネスは安定し、成長します。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
そんな常連客を育てる第一歩が
「再来店」です。
ところで、あなたのお店の
「再来店率」はどのくらいですか?
体感ではなく
実際の数値で答えられますか?
■再来店率、計算していますか?
再来店率を計算するのって
すごく簡単なんです。
例えば一定期間に
100人の新規顧客が来たとします。
で、そのうち2回目の来店を
してくれた人を数えるだけです。
実際に数えてみてください。
体感で判断するのは危険です。
感覚って意外とあてにならないから。
「リピート率は低くない」って
思っていたけど、
調べてみたら平均程度だった、
なんてことはたくさんあります。
再来店してくれたお客さんの一部が
常連客に育っていくわけです。
常連客を増やすためには
再来店してくれるお客さんを
増やしていかなきゃいけません。
そのためには、再来店しやすくする
仕組みを作らなきゃいけません。
■再来店しない理由はなに?
再来店してくれない理由は
様々なものが考えられます。
例えば、お客さんの
期待に応えられなかった場合。
お客さんはあなたのお店に来て
何か良い変化や良い体験を
出来ることを期待しています。
でも、その期待に応えられないと
再来店はしてもらえません。
もちろん、あなたの商品は
高品質なものだと思います。
でも、チラシやWEBサイトに
大げさな煽り文句を書いて
お客さんを集めてしまうと、
期待値が高くなりすぎます。
その結果、期待外れって
思われてしまうですね。
あとはあなたのお店に
合わないお客さんを
集めちゃったとしたら
やっぱり期待外れになります。
店頭でのコミュニケーションを
しっかりとっていない場合も
再来店率は低くなります。
特に薬や整体など、お悩み解決型の
商品やサービスを売っている場合。
お客さんとの信頼関係は
リピート率に大きく影響します。
もうひとつ、最大の理由があります。
それは「どうでも良い店になること」
■どうでもいい店化を防ぐ方法
人の記憶はあいまいなもので
時間が経つと、どんどん薄れます。
来店して3日過ぎると
あなたのお店のことを
思いだしにくくなります。
思い出すことが無くなると
あなたのお店はお客さんの中で
「重要ではない店」
「どうでも良い店」になります。
そうすると再来店はしません。
対策は、お客さんにお店のことを
思い出してもらうことです。
まずは来店して3日以内に
お礼状を出しましょう。
3日以内にお礼をすることで
お客さんの記憶を
呼び戻すことが出来ます。
さらに、お礼状を含めて
3回手紙を送ることで
あなたのお店の印象を
強く刻み付けることが出来ます。
3回手紙を送るので
3ステップレターと呼んでいます。
1回目はお礼状。
2回目に、あなたの想いやこだわり
信じている価値観を伝える手紙。
3回目は、ちょっとした
プレゼント付きの手紙。
3ステップレターを送れば
再来店率はかなり上がります。
家業の薬屋の場合、
従来は3割程度の再来店率でした。
今は6~7割あります。
再来店率が高くなれば
常連客も増えていきます。
その結果、売上が増えるわけです。
もう一つ。
ニュースレターを送りましょう。
定期的に接触を保つことで
お客さんに忘れられにくくなります。
それどころか、接触頻度が高まれば
お客さんの好感度も上がっていきます。
これを「単純接触効果」と言います。
再来店しない理由を把握して
しっかり対処することで
再来店率を高め、
常連客を育てることが出来ます。
ぜひ、再来店率を高める工夫。
取り組んでみてくださいね!
■繁盛店になるためのまとめ
1.再来店率を計算しよう
2.再来店しない理由を知ろう
3.理由に応じた対策をしよう
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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