なぜ経営が安定しないのか【家業立て直し】
今日はどうもダメだった。
今週はなんかお客さん多かった。
今月は厳しい、なんでかお客さんが来ない。
今月は良かった、でも来月はどうだろう?
家業の経営立て直しをしていた時、こんな言葉を耳にしていました。
うんざりするくらいね。
何がうんざりするかって、売上の上下動が激しく、経営が安定しないことです。
今日は良いけど明日は分からない。
今週は良いけど来週は、来月は・・・。
数字が読めない、先が読めない。
そんな不安定さに、うんざりするんです。
商売の構造は単純です。
お客さんが来て、商品を買う。
それで売上が立つ。
経営が安定しないというのは、来店客数が安定しないか、客単価が安定しないかです。
家業のような薬屋で客単価が安定しないのは、イベントなどの特別な場合を除けば、優良顧客の影響が大きいんです。
超がつくほどの優良顧客が来た月はど~~~んと売上が上がり、客単価が跳ね上がる。
逆に優良顧客が流出してしまうと、一気に客単価が下がってしまう。
だから経営が不安定になる。
実際、年間3桁万円買ってくれていた超絶優良顧客が流出しつつあった年は、そりゃもう、上下動が激しくて。
一部の優良顧客に支えられるビジネスの怖さを思い知りました。
数少ない優良顧客に頼る商売はダメだ。
もっと満遍なく、幅広いお客さんの支持を厚くしなきゃいけない。
1人の超絶優良顧客より、10人の優良顧客。
そう思い知りました。
客数が安定しない理由は、既存客対策の不足です。
来店する理由がないか、来店しても買いたいものが無いか。
たまたまお客さんが体調不良になって、相談・購入しに来るのを待つだけだと客数は安定しないですよね。
その状態だと、売上を増やせるかどうかはお客さんの体調次第ですから。
お客さんの体調はコントロールできない。
来店するかどうかはお客さん任せ。
だから経営が安定しない。
経営を安定させ、成長軌道に乗せるには、既存客対策をしっかりやって、客数と客単価を我々自身でコントロールできるようにすること。
そのために一番有効だったのは手紙でした。
詳しくは次回以降にお話しますね。
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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