2021-07-31
「いつもと同じ」が衰えの源
私は最近、本は全て電子書籍を購入しています。
スマホでいつでも読める点や、PCで大画面で映し出して資料作りに活用するなど、電子書籍の利便性に大変助けられています。
スマホ内の電子書籍が多くなりすぎて、本を探しにくくなったので、先日カテゴリ別に整理しました。
書籍の9割がビジネス系で、1割が歴史小説。
その他はほぼありませんでした。
そこでハタ、と気が付きました。
ちょっとまずいんじゃないか、と。
興味の幅が狭くなっているのです。
昔は書店に行って本を探していたので、普段興味を持たない本の情報も目に入っていました。
目的外の本を買うこともしばしばでした。
ところが、スマホだと本の著者やキーワード、等から目的の本をすぐに探せます。
購買履歴から、興味を持ちそうな本の情報も表示されます。
便利な反面、普段興味を持たないジャンルには触れる機会がほとんどないのです。
そして気が付けばいつもの著者、お馴染みのカテゴリ、似たようなテーマの本ばかり買っていたのです。
興味の幅が狭くなれば、知識は増えません。
新たな刺激もなくなり、精神の活性を失うことになります。
現在は過去の行動の結果です。
そして未来は現在の行動の結果です。
いつもと変わらない行動ばかりしていては、新たな未来が開けることはありません。
だから、偏った書棚を見て、これはやばいと思ったわけです。
その後、いつもなら買わないカテゴリの本を3冊購入しました。
読んでみると思った以上に面白く、一気に読んでしまいました。
たまには「いつもと違う」新しいことに取り組んでみることは必要ですね。
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