徳川家康の大敗戦から学べること

『13歳の君と戦国時代の戦の話をしよう』という本を読みました。
中学生向けに書いてあるので、取っつきやすく楽しく読めました。
その中で、経営にも通じるな!という逸話がありましたので紹介します。
徳川家康というと日本を統一し、長期政権である江戸幕府を開いた英雄です。
知らない人はいない偉大な人物ですが、若い頃は苦労人でした。
とくに三方ヶ原(みかたがはら)の戦いでは大敗北を喫しています。
三方ヶ原で戦ったのは武田信玄という超強大な大名です。
家康は信玄の戦略にはめられ、コテンパンにやられます。
あまりの負けっぷりに、逃亡中にうんこを漏らしたなんて伝説が伝わっているほどです。
さて、その戦では家康の命も危ないほどの状況になりました。
それを救ったのが家康の家臣たち。
家康は自分の誇りのために、討ち死にしようとしたとか。
しかし家臣が大反対。
身代わりを立てまでて家康を守ります。
裏切りや下剋上が当たり前の戦国時代。
しかし、家康の家臣たちは「家康を守ることが最善」と考え、その理念に反するのであれば、家康の意見にさえ明確に反対したのです。
企業の中には、トップの意見が絶対で、意見を言っても取り上げてもらえない企業も少なくありません。
反対を押し切ってでも事業を進めるべき、ということもありますが、少なくとも意見できない企業は成長しません。
また、「家を守り存続することが最優先」という理念が家臣に浸透していたからこそ家康を止められたのでしょう。
例えトップが判断を間違っても、理念が浸透していれば正しい方向に進めます。
参考にしたいですね。
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