小手先経営じゃダメだってば!
売上を上げたいなら全体を見なくっちゃ!
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
売上を上げたい。
お客さんを増やしたい。
その気持ち、痛いほど分かります。
私自身そうでしたから。
でもね、いや、だからこそ、小手先経営に陥っている方を見ると悔しくなるんです。
昔の自分を見るようで。
家業の経営立て直しに乗り出したころ、私はとにかく売上が欲しかったんです。
年々減っていく売上、だんだん少なくなる客数。
数字を見ると凋落は明らか。
このままで大丈夫だろうか?
生活していけるだろうか?
店を続けられるだろうか?
焦りは募るばかりでして。
とにかくすぐにでも何かやり始めなきゃ。
お客さんを集める手を打たなきゃ!
で、よく考えもせず、チラシをまいて大やけど。
広告うって大失敗。
フリーペーパーは大爆死。
客数減に焦って、短絡的にいろんなツールに手を出していました。
よく考えもせず、とりあえず目についたことばかりをやって、ただでさえ減っている利益を食いつぶし、残ったのは悔しさだけ。
まさに小手先でした。
「小手先」というのは、その場しのぎで将来を見通した深い考えがないこと。
当時の私がまさにそう。
減り続ける客数と売り上げに焦り、よく考えもせずに行動していました。
あの時の自分自身にコンサルティングするなら、きっとこう言ってました。
「ちょっと待って。
まるで準備が出来ていないよ。
まずお客さんをよく観察して、お客さんの声を集めよう。
常連さんがなぜ自店を選んでくれてるのか、ちゃんと考えた?
このチラシには常連さんが来店してくれる理由、つまり自店の価値が全然書いて無いよ?
いや、その前に、ビジネス全体を見てるかい?
リピート率を調べてる?
たった30%しかないのに、チラシをまいてもコストが回収できないよ?
客数が減ってる理由も把握してるかい?
カルテを100人分持っておいで。
来なくなってるお客さんに共通点があるでしょ?
そこに手を打っとかないと、新規集客してもダダ洩れになるよ。」
それからこうも言ったと思います。
「いいかい。
ビジネスは“全体”が大切だよ。
新しいお客さんに来てもらう。
そのお客さんにリピートしてもらう。
そして自店のファンにして、よそに取られないようにしっかり守る。
その仕組み全体を作ることが大事なんだよ。
なのに新規集客だけしか考えないのは、家じゅう雨漏りして柱も腐りかけてるのに、家の玄関だけリフォームするのと同じ。
それじゃ住み心地は良くならないよね。」
きっとこんなことを言ったでしょうね。
経営者の仕事は考えることです。
1.ビジネスの全体を考える。
2.ビジネス全体の中で、ネックになっているところを考える。
3.ネックになっている原因を考える。
4.原因に対応した改善策を考える。
5.優先順位を考える。
6.そして、行動する。
成果に繋がるのは、考え抜かれた正しい行動だけです。
短絡的な浅い考えの小手先経営では大切な利益を失うばかり。
ビジネスの全体像を眺めて、今本当に打つべき手を選んでくださいね。
もし一人で考えるのが大変なら、無料相談を利用してください。
きっとヒントが見つかりますよ。
■繁盛店になるためのまとめ
1.経営者の仕事は考えること
2.成果に繋がるのは考え抜かれた正しい行動だけ
3.ビジネスの全体像を見渡そう
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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