「あり続けること」はお客さんとの約束
■頼りにしてる商品がなくなると困る!
「はぁ~?!また製造中止?!」
薬屋をやっていると、時々こういう事態に遭遇します。
たくさんの患者さんが使っている医薬品が
突然製造されなくなることがあるんです。
外資系のジェネリック医薬品で特に多いような気がします。
製造中止になるのには、色んな理由が関係するので
一概にダメだとは言えないんですが、
馴染みのある薬が手に入らなくなるのは
困るんですよね~。
患者さんだって、薬の色や形、名前が変わると
戸惑ってしまいます。
そんな時、いつも思うんです。
ずっと商品やサービスを変わらず提供し続けるって
本当に大切なことだよな~って。
■地元で繁盛する第一条件はあり続けること
お店だって同じです。
変わらずそこにあり続けるのは、
地元で経営するお店の、何よりも大切な使命です。
いつも頼りにして相談している薬局
思い出のいっぱい詰まったレストラン。
困った時に的確なアドバイスをくれる眼鏡屋。
飲んだ帰りに行くいつものラーメン屋。
どのお店も、そこにあり続けなければ困ってしまう
お客さんの大切なよりどころです。
パッと咲いてパッと散る花火のようなビジネスや
儲からなくなったら、さっさと撤退する大手とは違います。
我々地元ビジネスの経営者は、息の長い商売を続けましょう。
お店を愛してくれるお客さんがたくさんいて、
お客さんが通ってきてくれて繁盛店になる。
それが大手とは違う、地元ビジネス経営の要です。
スタッフにとってもお店は大切な居場所。
毎日の生活の糧を稼ぐことはもちろん、
お店の仕事を通してやりがいや充実感
自己重要感を満たしてくれる場所です。
だからこそ、お店は維持し生存させなくちゃいけない。
生存するために利益を稼がなきゃいけない。
時々、お金を稼ぐことに罪悪感を持つ方もいますが、
店を維持することはお客さんやスタッフに対する
最低限守らないといけない約束事です。
■有恒
有恒という言葉があります。
仏教の用語だそうです。
逆の意味の言葉は無常。
何ものも変化しないものはない、というような意味合いです。
有恒は反対で変わらずそこにあり続けるという意味合い。
我々を取り巻く経営環境はいつだって無常です。
どんどんどんどん変化していっちゃいます。
半年、一年環境が変わらないなんてことはありません。
しかも変化のスピードが早くなっている。
そんな環境の中で、変わらずあり続けるためには
環境に適応して変わっていかなくちゃいけません。
そのためにマーケティングのスキルや
集客のノウハウを上手く使いましょう
どんなに環境が変化したとしても
お客さんやスタッフが愛してくれるお店が
ずっと同じように営業を続けていられるように
新しい仕組みを取りいれ続けることが大切です。
変わらないために変わり続ける。
何か一つ新しいことを始める。
毎日動き続ける。
何か新しく始められることが無いか
探してみて下さいね。
■まとめ
1.お店が無くなったらお客さんは困る
2.お店があり続けることが繁盛の第一歩
3.変わらないために変わり続ける
困ったことがあったら、
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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