2021-07-25
従業員が成長しないありがちな理由
人にモノを教えるのは本当に難しいことですね。
自分なら簡単にできることでも、従業員に任せると何倍も時間がかかったり、失敗したりします。
そのたびにヤキモキすることになりますから、精神的な負荷も高いですね。
最近、3歳の娘が、何でも自分でやりやがるようになりました。
危なっかしい手つきでお手伝いをしたり、自分で洗髪をして、石鹸が目に入って大泣きしたり、毎日てんやわんやです(笑)
しかも・・・
手伝おうとすると猛烈に怒るのです。
「自分でできるから、パパしないで!!」と大きな声で叱られてしまいます(笑)。
その声を聴きながら、私の若い頃の経験を思い出しました。
私が父のもとで、薬屋として働き始めたときです。
お客さんの対応で私が店頭にでると、必ず後で父が出てきて、補足説明等をしていくのです。
最初だけならまだしも、毎回出てこられるので、私はとうとう怒りました。
「お客さん対応はまだまだ下手かもしれない。
でもいちいち出てこられたら、成長する機会がなくなる!
致命的な失敗でなければ、出てこないでくれ!」と言いました。
娘と同じようなことを言っていますね(笑)
私も娘も、頑張れば出来るのに、任せてくれない。
信用されていないということに腹を立てていたのです。
これは従業員やスタッフも同じ。
従業員を育てるには仕事を任せ、経験を積ませることが欠かせません。
任せる以上は、致命的な失敗にならない限り、余計な口出しをしてはいけません。
時間がかかろうと、効率が悪かろうと、じっと我慢することが大切なのです。
成長を促すためにも、思い切って任せてみましょう。
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