リピート率が上がる「購入後の不安対策」その1
リピート率が上がらないのは、購入後の対策が不十分なせいかもしれません。
売りっぱなしでは大損ですよ。
慣れ親しんだお店ではなく、初めてのお店に行く。
使い慣れた商品ではなく、初めての商品を買う。
この行為、お客さんにとってはリスキーな行為です。
だって失敗するかもしれないから。
だからお客さんは初めてのお店に行ったり、初めての商品を買ったりしたあと、必ず不安を感じます。
その不安に何の対策もしていないと、あなたのビジネスにはこんなリスクがあります。
- リピート率が上がらない
- 広告費が回収できない
- 利益が増えない
- 経営が安定しない
小さなビジネスにとって、リピート率は生命線。
我々は大手のように、莫大な広告費をかけて大量の新規客を獲得できるわけではないですよね。
小さなお店は、一人のお客さんを丁寧に丁寧に扱って、末永いお付き合いをしなきゃ存続できない。
だからこそリピート率アップにつながる、「購入後の不安対策」は必須です。
そこで購入後の不安を消すための3つの方法をご紹介します。
今日は新規顧客の購入後の不安対策について。
◆購入後の不安と選択のパラドックス
そもそも、なぜ購入後に不安な気持ちを感じるのか。
それはお客さんが「自分の決断に自信が持てないから」です。
世の中にはたくさんの商品やお店があります。
お客さんはどこで買っても良いし、何を買っても良い。
買わないという選択肢もある。
人は余りにたくさんの選択肢を与えられると、自分の選択に自信が持てなくなります。
「もっと良いお店があるかもしれない」
「もっと良い商品があるかもしれない」
と感じるからです。
この“選択肢が多すぎると不幸になる現象”を選択のパラドックスと言います。
ということは、自分の決断は間違いない、と信じられれば購入後の不安は感じにくいわけです。
では、どうすれば決断に自信を持ってもらえるのか。
その方法の一つは、信頼関係を築くことです。
◆商品ではなくヒトを売る
全く知らない人から、全く知らない商品を買うから、お客さんは決断に自信が持てなくて不安になるんです。
でも、よく知っている人・信頼できる人から買うのなら、不安は感じにくいですよね。
ですから、お客さんとの最初の出会い=チラシの段階で商品だけをアピールするのではなく、売り手のことをしっかり伝えておくんです。
商品よりも人を売ることが大事です。
- 店にはどんな人がいるのか
- どんな想いで仕事をしているのか。
- お客さんをどう丁寧に扱っているのか
- お客さんにどうなって欲しいと思っているのか
- どんな価値観を持っているのか
もちろん顔写真やイラストも載せてくださいね。
商品だけでなく、あなた自身のことを伝えることで、購入後の不安を減らすことが出来ます。
実際、家業の薬屋ではチラシで「ヒトを売る」ようにして以来、リピート率は上がりました。
また、客単価も3倍~4倍にアップしました。
チラシでヒトを伝えているから、初来店なのに信頼関係が出来ているからです。
購入後の不安対策はリピート率アップに欠かせない要素です。
ぜひ、チラシには人を登場させてくださいね。
次回は初来店後に実施してほしい、購入後の不安対策をお話します。
■繁盛店になるためのまとめ
1.お客さんは購入後に不安になる
2.関係性を作ると不安を減らせる
3.チラシでヒトを売ろう
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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