2021-06-07
オークションの仕組みを取り入れられませんか?
オークションは古くからある収益モデルですね。
美術品の販売などのイメージも強いですが、書籍によると紀元前500年頃にはすでにオークションの仕組みが出来上がっていたようです。
そんなオークションですが希少性の高い商品を販売するときには、とても相性の良い方法です。
売り手はその商品を少しでも高く買ってくれる人に売れますし、買い手は予算の範囲内で入札出来ます。
インターネットの普及とともに、オークションサイトも広がりを見せました。
イーベイなどのほか、ヤフーや楽天もオークションを提供していますし、他にも様々なオークションサイトがあります。
面白いところではこんなオークションもあります。
経営革新計画の概要を公表しているサイトには、インターネットを利用した自動車板金塗装受注オークションシステムについて紹介されています。
通常、車のオーナーが板金サービスを利用する場合、近隣の修理店に持ち込みますよね。
しかしこの企業では、ネットオークションシステムを利用し、板金を発注します。
参加企業が案件を落札するわけですね。
このように、サービスの販売元が契約を競り落とす形式を「リバースオークション」と言います。
このリバースオークションを板金に適用したのが、先ほどの経営革新計画の内容です。
板金をオークション化することで、参加企業は新たな受注を確保できますし、顧客は安価に修理が出来ます。
既存ビジネスにオークションの仕組みを組み合わせることで、今までにないビジネスが出来ませんか?
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