起業の父 コロナ?

起業は経済の活力をあらわすバロメーターです。
子どもの新陳代謝が活発なように、企業の新陳代謝が活発で、新しい起業がどんどん生まれる社会は、経済活動が活発だと言えます。
さて、9月15日の日経電子版に、企業の父コロナという記事が上がっていました。
アメリカでは、2020年の法人設立申請が前年比24%増になったというのです。
さらに21年1~8月も32%増となっています。
コロナ禍にあっても、実に多くの起業が生まれているのですね。
ただ、起業した人のうち、30%ほどは失職などで困窮した人が起業する例が占めているので、厳しい社会環境を反映した数字でもあります。
それでも、コロナ禍で新たな商機を見出したからこそ、転職や就職活動ではなく、起業を選んだのでしょう。
雇用を伴う法人設立も増えているということですから、コロナ禍にビジネスチャンスを見出した方も多いようです。
環境変化は、ピンチもチャンスも両方もたらします。
既得権益を持つ人にとってはピンチになる変化も、変化を望む人にとってはチャンスです。
コロナによる社会の変化は、今までにない好機にもなりえます。
これから起業する方にとっては、またとないチャンスです。
一方、従来のやり方を変えられない事業者にとっては、単なる危機では済まないかもしれません。
社内の優秀な人材が会社の先行きに不安を感じるようなら・・・
環境の変化はコロナのような明白なものだけではありません。
人口減少のように、じわじわ進む変化もあります。
大きな変化にも小さな変化にも対応できるよう、毎年計画を立てて経営にあたってくださいね。
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