独自性を示す「3つのタグ」

「45歳からのやりたくないことをやめる勇気」という本を見かけました。
私ももうすぐ45歳。
やりたくないこともやらなければならない年齢ですから、ちょっと気になって手に取ってみました。
著者は企業研修やキャリアコーチングを行いながら、昼はスナックを営んでいるという方。
かなり異色のビジネスです。
が、スナックは人の悩みを引き出しやすい場所。
悩み相談には向いている場所かもしれません。
さて、その本の中に、自分の仕事に3つのタグをつけるという話がありました。
仕事の特徴や肩書を3つ着ける、というイメージです。
そうすることで、他とは違った独自の存在になれる、というのですね。
確かに、一つ一つの肩書や特徴は平凡でも、3つ集まると、他と違った独自の存在になれます。
「薬剤師×弁護士」「医師×落語家」のようなダブルライセンスで独自の地位を築くのと似ていますね。
私が経営に参画する薬店も、「話をとことん聞く」「顧客に最適の提案」「漢方で未病対策」の3つの特徴があります。
一つ一つは競合も提供していますが、3つ揃う競合は少なく、当社の独自性の源になっています。
「やりたくないことをやめる」という本書のテーマから外れたところに興味を持ってしまいました(笑)
しかし、一つではなく3つの特徴を着けるというのは、独自性の作り方として、分かりやすいお話だと思います。
顧客から選ばれるビジネスは、必ず競合との違いがあります。
あなたのビジネスに特徴や肩書を着けるとしたら、どんな内容になるでしょうか。
3つの特徴や肩書を着けてみましょう。それが独自化の一歩になります。
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