危機は〇年周期にやってくる

北海道にいる、親しいマーケティングコンサルタントの高橋さんが、「経営を揺るがすようなピンチは10年周期で起こる」と言ったことがあります。
確かに震災やリーマンショック、コロナなど、定期的にやってきます。
神田昌典さんの場合は、さらに短く、
「商品でも会社でも、4年周期で危機が訪れる。」
と言っています。
4年と言えばオリンピックやW杯と同じ周期です。
一難去ってまた一難、あっという間に危機がやってくる感じです。
これだけ頻繁に危機が訪れるのだとすれば、常に危機に備えておく必要がありますね。
危機には2種類があります。
ビジネス内から生じる危機と、外から生じる危機です。
内部から生じる危機は組織風土の緩みや、雰囲気の悪化、人材や品質の低下、強みの陳腐化などが考えられます。
これらは、ゆっくり時間をかけて進行し、ある時大きな危機として現れます。
内部から生じる危機に対しては、常に現状に目を配り、危機の芽が生まれていないか気を配ることが大切でしょう。
日々PDCAを回しながら、危機に芽になるものがないかをチェックすることが重要ですね。
外部から生じる危機は、経営環境の変化がもたらすことが多いです。
外部環境の変化を止めることは出来ません。
環境変化に合わせて、自社を変えていくしかないのです。
ですから、定期的に経営計画を作る機会を持ち、環境の変化を分析し、変化に備えるとともに、生存と成長の道筋を見出しておくことが重要です。
危機は4年周期でやってくる。
忘れず備えておきたいですね。
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