2021-05-13
情報の非対称性が問題だ!
経営者として従業員に接する時、こんな風に思うことはありませんか?
「どうして危機感がないんだろう?」
「なぜ今すべきことが分からないんだろう?」
実は事業者さんから頻繁に、このような相談をいただきます。
どうも従業員のやる気が感じられない。
業界の変化は大きく、今までのやり方は通用しなくなっているのに、なぜ危機感を持たないのか。
どうして従業員は危機感を持たないのか。
その理由は情報の非対称性にあります。
情報の非対称性とは経営者が知っていることと、従業員が知っていることに差がある、ということです。
経営者は業界動向を把握し、これからの変化を予測したうえで、危機感をもって事業にあたります。
しかし従業員はそうではありません。
従業員は目の前の仕事をこなすことが仕事の中心ですから、業界動向を学ぶわけでも、将来を予測するわけでもありません。
つまり、経営者が知っていることと、従業員が知っていることに差があるから、危機感や仕事に対する姿勢が違ってくるのです。
これを解消するには、情報の非対称性を改善しなくてはなりません。
業界動向などを学ぶ機会を設けたり、経営計画を作って従業員と共有する、経営計画作りに従業員も参画させるなどの方法で非対称性を解消しましょう。
きっと変化が現れてきますよ。
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