流出客とは何か
流出客の定義を決めていますか?
新しい無料小冊子では質問が多かった、2つ目の項目は流出客でした。
今日は流出客についてお話しますね。
流出客というのは、今までお店に来てくれていたのに、一定期間来なくなってしまったお客さんのことです。
そんなお客さん、時々いますよね?
流出客についてチェック、してますか?
もししていないなら、ぜひやってください。
なぜなら流出客をチェックすることは、経営に大きく影響するからです。
まず、流出客の定義を決めましょう。
どのくらいの期間来店がなかったら流出客とするか、ということです。
この期間はお店によりけりです。
例えば家業の薬屋の場合、半年間来店がないと、ほぼ再来店してくれません。
ですから、うちでは流出客の定義を「半年間来店しなかったお客さん」としています。
これがもし、来店間隔が長いお店、例えばリフォームとか眼鏡屋さんの場合、3年間来店しなかったお客さん、となります。
多くの業種では1年間来店しなかったお客さんを流出客とすることが多いですね。
さて、なぜこの流出客をチェックすることが大事なのか。
理由は大きく2つ。
1つはコストダウン。
一度流出してしまったお客さんは、その後どんなアプローチをしても、簡単には戻ってきてくれません。
ニュースレターやセールスレターを送るだけ無駄になります。
だからいったん送付リストから外すことで、無駄なコストを避けるようにします。
もう一つは顧客生涯価値が下がらないようにするため。
顧客生涯価値とは、一人のお客さんが一生のうちにいくらくらい買い物してくれるか、ということです。
もし、あるお客さんが流出しかけていたとします。
この時点で何もしなければそのままサヨナラ。
お客さんを一人失います。
お客さんを一人失う、と書くと軽いように思えますが、実は大損害。
そのお客さんが毎月1万円の買い物をしていたとしますね。
1年で12万、10年で120万。
お客さんを一人失うということは、未来の120万円を失うということ。
今月、120万円売上が落ちたら、あなたは平気でいられますか?
きっと私は大騒ぎします(笑)
たった一人のお客さん、ではないんです。
今後長く手にすることが出来たはずの未来の売上を失うんです。
だからそうなる前に、切れかけたご縁を結びなおすんです。
そうすることで一人のお客さんをつなぎ止め、未来の売上もつなぐことが出来ます。
これが流出客をチェックすべき2つ目の理由。
もし流出客が気になるようなら、チェックをしてください。
そして対策を講じてくださいね。
未来の売上のために。
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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