10月14日の日経新聞「ヒットのクスリ」に面白い記事がありました。
昨年来、セブンイレブンの店頭に「TOFU　BAR」という商品が並んでいて、人気を集めているという記事です。

私は田舎に住んでいて近くにセブンイレブンがないため、その存在を知りませんでした。
固めの豆腐で、片手で持って食べられるのが特徴とのこと。
小腹がすいた時などに良さそうな商品ですね！

それにしても、「片手で持って食べられる固い豆腐」というアイディアは面白いですね！
豆腐は柔らかいもの、という既成概念を逆転させた発想です。
発想を逆転させれば、新しい価値が見いだせたわけですね。

逆転の発想と言うと他にもいろいろあります。
消えないことが当たり前だったボールペンを消えるようにすることで、新しい価値を生み出したフリクションボールペンも、まさに逆転の発想の商品です。

少し前には、胸を小さく見せるブラジャーが話題になったことがあります。
従来は少しでも大きく見せることが主流だったように思いますが、逆転の発想でヒットを生んだ好例です。

「オズボーンのチェックリスト」という発想法にも、逆転という項目があります。
順番や立場を逆転する、マイナスをプラスにする等を考えるです。
逆転の視点で見てみると、今までにない価値が見いだせそうですね。

我々は自社の商品やサービスをよく知っているだけに、既成概念も強く持っています。
時には今までの既成概念をひっくり返してみると、今まで対応できていなかった需要に対応できるようになるかもしれませんね。

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