2021-07-15
持続化補助金 低感染リスクビジネス枠 採点基準
補助金に関して非常によく受けるご質問の一つに、「どんな風に採択が決まるんですか?」というものがあります。
内部の詳細は分かりませんが、基本的にはこのような形で審査、採択されることになります。
補助金は基本的に「加点方式」だと言われています。
審査基準が決められており、その基準に該当する記載があるか、その内容は妥当なものかがチェックされ、点数が加えられます。
そして点数が高い事業者順に採択が決まっていくという方式です。
では、その審査基準はどのようなものがあるのでしょうか?
ほとんどの補助金で、公募要領に採点基準が記載されています。
例として、小規模事業者持続化補助金 低感染リスクビジネス枠の公募要領を見てみましょう。
審査の観点という項目には、要件審査、書面審査、加点項目の3つが記載されています。
要件審査とは、そもそも審査対象になるかをチェックされます。
補助対象事業者であるか、必要な書類が揃っているかがチェックされます。
事業再構築補助金では、要件審査で落ちた方も13.5%いました。
次に加点項目です。
補助金ごとに条件が定められており、該当する事業者はボーナスポイントがもらえるシステムです。
低感染リスクビジネス枠では、緊急事態宣言の影響や賃上げ、多店舗展開が加点対象です。
書面審査は計画書の内容を精査し、点数をつけていく審査です。
ここが採択、不採択を分けるポイントになります。
低感染リスクビジネス枠の書面審査については、別途解説します。
(続く)
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