2021-03-28
事業再構築補助金 私の雑感
◆難易度はかなり高い
2021年3月17日に公表された指針と手引きを見て、多くのコンサルタントや事業者さんが「これはキツイ」と感じたのではないでしょうか。
私も同感です。
◆大幅な変更必須
売上10%要件や売上構成要件もさることながら、産業分類が変わるレベルの大幅な取り組みを求められているので、該当する事業者さんはかなり限られるのではないでしょうか?
◆予防線を張った感
持続化補助金や給付金等により、補助金への関心が高まるとともに、申請者も増えました。
今回の指針では「この補助金はそんなに甘くないぞ!」と予防線をはっているように感じます。
◆気軽に使う補助金じゃない
事業再構築補助金は簡単に申請するものではありません。
要件で求められているのは、経営上最もリスキーな「多角化」であり、安易に手を出すと経営上深刻なダメージになりかねません。
◆工数がかなりかかる
また、今回の要件や事前情報を見る限り、申請書の作成には相当な工数がかかります。
補助金申請額が低額な場合、労力に見合わない可能性も多々あります。
◆他の補助金も検討すべき
もちろん、事業再構築にあたる場合は、積極的に活用すべきでしょう。
しかし、ムリに事業再構築に該当させるのではなく、その他の補助金も併せて検討し、最適なものを選びましょう。
◆まずは近くの支援機関へ
来年度も様々な支援施策が用意されています。
まずは近くの商工会・商工会議所に行って、最適な支援策を聞いてみましょう。
補助金額や予算に惑わされず、最適な選択をしてくださいね!
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