リピート率アップ大作戦!
あぶないあぶない・・・。
3月20日は結婚記念日。
初めての結婚記念日なのに
うっかり、仕事の予定を
入れちゃってました。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
結婚1年目の結婚記念日は
紙婚式って言うらしいです。
なので紙にちなんだ
プレゼントをネットで買って
お届け日を確認してた時
ダブルブッキングに気付きました(笑)
いや~危なかった!
ヒヤヒヤしました(笑)
無事、仕事の調整をつけて
お祝いできる時間をとれました。
それにしても今は
何でもネットで手に入る時代ですね。
妻が喜びそうなプレゼントの
情報を調べるのもネット。
良い商品を探すのもネット。
そして買うのもネット。
買う方は便利になりましたが
売る方は大変な時代です。
家業の薬屋の商品も
ネットで買えちゃいます。
さて、家業の薬屋立て直し物語。
「儲け下手社長の繁盛記」
今日は第11回です。
田舎で商売をするためには
お客さんを確保しなきゃいけない。
都会みたいに新しいお客さんが
バンバン来てくれるわけじゃない。
でも・・・
■商品力では差をつけられない
家業の薬屋で売っている商品は
製薬メーカーが作っている
既製品の薬です。
正直、どこでも買えます。
ネットで楽々買えるんです。
大手ドラッグでも
似たような商品が買えます。
しかも大手ドラッグは
ここ数年で6店舗も増えました。
近所はドラッグストアだらけです。
ただでさえ人口が減ってるのに
ライバルが虎視眈々と
兄のお客さんを狙ってるんです。
何とかしてお客さんを守らないと
どんどん奪われてしまう一方。
でも、商品力では差がつかない。
健康に関する情報も
ネットに山ほどあるわけです。
他の店との違いを作らないと
店に来てもらえない。
大手やネットに
お客さんをとられてしまう。
兄の店にだけあって、
他の店には無い物。
それをずっと探していました。
他との「違い」こそ、
選ばれる理由になるから。
■ライバル、大手、ネットに勝てるもの
兄の強みはお客さんとの関係性です。
常連さんもロイヤルカスタマーも
兄と話すことで安心したくて
来店しています。
カネもモノも無い私たちの
唯一の武器は「ヒト」なんです。
『ヒトを売る』
違いを作れるのは
そこしかなかったんですよ。
兄からすると腹立たしい話です。
健康作りの腕には自信がある。
兄は健康作り職人ですから。
だからその腕でお客さんを
呼びたいのは重々わかる。
でも、来店してもらわないことには
腕を発揮することも出来ないわけです。
リピートしてもらわなければ
店を維持することもできない。
人口が減る田舎町では
お客さん一人一人の価値が
都会とは全く違います。
新しいお客さんなんて
そうそう来てくれません。
リピート率を上げることが
お客さんの数を確保する
最高の手段なんです。
■「バカの一つ覚え」が結局強い
当時、兄の店の
セールスプロセスは
ニュースレター以外
スッカスカ状態でした。
何も手を打てていないんです。
リピートするもしないも
お客さん任せの状態。
なのでリピート率アップの
手を打つことにしました。
そのために選んだのは
ハガキを出すことでした。
来店してくれたお客さんに
お礼ハガキを送ること。
ご機嫌伺いハガキに続いて
2つ目のお手紙作戦。
バカの一つ覚え(笑)
でもこの作戦は
3つの意味で有効でした。
1.お店のことを思い出させる
人間の記憶は、実に曖昧です。
お店に行ってしばらく経つと
お店のことを思いださなくなります。
お客さんがリピートしない理由の
第一位は「思いださないから」です。
体の不調を感じた時に
真っ先に兄のことを
思いだしてもらわないと
来店してくれません。
他店に行っちゃいます。
それなのにお客さんの記憶は
3日で薄れてしまいます。
だから3日以内にお礼状をだして
兄と話して楽しかったり
安心した記憶を思いださせるんです。
2.ファンを増やせる
人は頻繁に会う人ほど
好感を持ちやすくなるよう
出来ているんです。
モテる人ほど連絡がマメなのも
接触回数が多いからです。
店で話して、1回目の接触。
そこにハガキをだすことで
2回目の接触が出来ます。
実際、お礼ハガキを受け取った方は
すごく喜んでくれるんです。
玄関先に飾る人もいるくらい。
つまりお礼ハガキを使って
兄のファンをたくさん
生み出そうというわけです。
3.「私の店」と思ってくれる
お礼ハガキに書く内容は
一定のルールがあります。
そのルールを守ると
お客さんとの距離感が
グッと近くなるんです。
「このお店は私のことを
よく理解してくれている!
このお店は私の店だ」って
思ってくれるようになります。
お礼ハガキのルール、
そして私たち兄弟がどのように
お礼ハガキに取り組んだか。
次回、お話します。
お礼ハガキは面倒で
手間のかかる販促です。
でも効果があります。
ぜひチャレンジしてみてください。
■繁盛店になるためのまとめ
1.人口が減る街ではリピート命
2.大手やネットに勝てるのはヒト
3.ヒトを売るためにハガキを出す
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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