長く繁盛する店とすぐ潰れる店の違い
先日、家族でふぐ料理を食べに行きました。
大切な家族、ふぐちり、ひれ酒・・・。
最高に温かい時間だったんですが、
たった一つ、寒気がするようなことがありました。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
寒気がするような出来事。
それは、ふぐ料理屋さんの隣にあった
中華料理屋が潰れていたこと。
このお店、今年オープンしたばかり。
しかも以前は違う形態の飲食店でした。
実は飲食店のオーナーは同じ人。
最初に出したお店もダメ。
他の料理屋に形態変更してもダメ。
中華専門店にしてもダメ。
ほんの数年で3回も、
お店が潰れてしまったんです。
その理由は継続力のなさです。
■繁盛するための前提条件
何度も何度も業態を変更したり、
お店を出しては閉店、出しては閉店。
意外と多いんですよね、そういう人。
その末路は辛いものです。
家庭にも地元にも居場所がなくなって
お金も仕事もなくなってしまうから。
実際、何人もそういう方を見てきました。
業態変更を繰り返したり、
出店と閉店を繰り返す人の共通点は、
瞬間最大風速はすごいこと。
先ほどの中華料理屋もそうでした。
開店初日は長蛇の列。
店内に入りきれないくらい
お客さんがいっぱい。
私も列に並んで、
ようやく店内に入ったら、
店内も大混雑!
やっと料理にありついたら
確かにウマい!
この味とこの集客力なら
今回こそ大繁盛だろうって
皆が思っていました。
なのに半年ちょっとで潰れた。
継続できなかったからです。
お客さんに来店してもらって
商品を買ってもらう。
繁盛するにはそれしかありません。
このお店が潰れたのは
お客さんに来店してもらう努力を
続けることが出来なかったからです。
あれほどお客さんを集められた
集客法を継続できなかった。
一度来てくれたお客さんに
リピートしてもらう方法を
継続できなかった。
だから潰れたんです。
■瞬間最大風速なんてどうでもいい
いくら瞬間最大風速がすごくても
風が吹き続けなければ、
ヨットは前に進んでいきません。
お店も同じ。
一瞬流行って、それで終わり。
大切なのは継続です。
集客の努力を継続できるから
お店が継続できる。
お店が継続できるから
お客さんに商品を提供し続けられる。
お客さんに商品を提供し続けられるから
家族やスタッフの生活が継続できる。
店がなかったら、我々商売人の
人生が輝くことはありません。
■時間、場所、方法を決める
継続できない。
すぐ油断して手を緩める。
そんなクセがあったら
店はどんどん廃れていきます。
継続力は意思の力ではありません。
人間の意思なんて、モロいものです。
意思の力に頼るから継続できないんです。
我々人間は低きに流れるものです。
ついつい「楽な方」「簡単な方」に
目移りしてしまうものです。
私もそう。
効果的な集客ってどれも
面倒くさいものばかりです。
ブログを書く。
お礼ハガキを書く。
ニュースレターを作る。
全て継続しないと意味が無いもの。
でも面倒で続けられない。
だから環境の力を使います。
継続できるような環境を作ること。
それが継続力を付ける唯一の方法です。
継続力を付けるための環境づくり。
それは次の3つを決めることです。
それは時間と場所と方法です。
最初に決めるのは時間です。
いつブログを書くのか。
いつお礼ハガキを書くのか。
1ヶ月のうち、ニュースレターを
書く時期をいつにするのか。
朝の始業前にブログを書く、とか
閉店前1時間にお礼ハガキを書くとか
時間を固定してしまいましょう。
次は場所を決める。
事務所のデスクで書くとか、
接客スペースで書くとか。
最後にやり方を決める。
お礼ハガキを書くなら、
1.ハガキを用意する
2.顧客情報を用意する
3.接客時の会話を書き出す
4.その会話の続きを書く
5.ハガキのコピーを取る
6.顧客情報にコピーを添付する
7.投函する
みたいに。
いちいち考えないでも
無意識に作業できるよう、
手順を決めてしまいましょう。
時間と場所、方法が決まれば
考えなきゃいけない事が減り、
無意識に作業することが出来ます。
3週間も続けば、習慣になります。
習慣化することが出来れば
後は苦も無く続けられます。
朝晩歯磨きするように
集客の努力を続けられます。
長く繁盛する店と
すぐ潰れる店の違いは
継続力があるか無いかです。
継続できる環境づくり
始めて下さいね。
■繁盛店になるためのまとめ
1.潰れる店は継続できない店
2.継続力は意思ではなく環境の力
3.時間、場所、方法を決める
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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